第3展示室☆  アナログテスタ(回路計)

自己満足の ガラクタ 博物館 (ja1cvf 0710)

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

電気雷管 TESTER 東ドイツ・メーカー不詳 茶1963/9 黒1974/1 サイズ(95X95X40)

これは発破作業の電気雷管の状態を検査するテスタです。発破作業に関してはほとんど知識がありませんので使い方もよく判りません。機能は導通試験のみです。
電気雷管はそれに電流を流しダイナマイト等を起爆する装置ですが爆薬のタイミングを合わせるなど雷管の接続は難しさがあるようです。
このテスタはHAMの友人(DF2CW)にいただきました。

茶色 X1レンジのみ 最大メモリ1000Ω (抵抗測定時に流れる電流メモリ付き・0Ωで4mA)
黒色 X0.1,X1,X10 最大メモリ100kΩ
使用電池 1.5V サイズは特殊で日本では互換性のある電池がありません。サイズ20X33

ケースはベークライト製

0Ω調整はケースの下にあります。

左の写真はメータパネルをはずした所です。
実はフルスケール(0Ω)が合わせられなかったので調整用可変抵抗の不良かと思い開封しました。
0Ω調整は可変抵抗によるものではなくマグネットアジャスタと呼ばれる磁気回路調整片によるものでした。磁石の下に見える鉄片を磁気回路に近づけることで磁力を調整しメータ感度を合わせます。
ケースの下側に見えるツマミを調整してフルスケールを合わせます。今回は何等かの原因で鉄片が大きくずれたため調整不能になっていましたが修正して正常に動作するようになりました。
黒い方はメータ断線で現段階では動作しません。