おみやげの だるまさんー4

自己満足の ガラクタ 博物館

【 何とも 珍しくない ガラクタたち!】 

張子の縁起だるまを除いてはその素材が最も多いのは木であります。 自然木に顔を彫り上げたものろくろを廻したものなど技法にも多様性があります。

素材の皮を残した独特の表情が楽しい。
一刀彫りとおもわれます。素材の色が歳を経てなんともいえない色艶を醸し出しています。
色が変化していくのも白木細工ならではの味わいでしょう。
木を使ったものは加工のしやすさからいろいろな作風があります。
この上段のだるまさんは箱根の組み木細工です。
ろくろや彫刻など組み合わせた細工が多いのも木製の特徴でもあります。
父の蒐集品のだるまさん達。いかがでしたか!
芸術的に価値があるとか、素材が値打ち有るとか言うものではありませんが”達磨大師”という宗教的なものを超越したお土産品です。しかしその底辺には”七転び八起き”という困難を乗り越え頑張るという心は残っているようです。多くの作品にその雰囲気が感じられます。

お土産屋さんにはもっともっといろんな姿形のものが並んでおり私が協力したものなどもありますが父の集めたものと言う事で蒐集そのものは終わりにしています。

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