戯言集 IX

2000.Apr.30 - May.28

(C)2000 漆黒斎

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変人
自称変な奴は多分、ただの変な奴で大したこと無いのです。そういう人は、才能迸る変な奴、とかどう見ても変な奴にはなり得ないので畏れるに足りません。せいぜい同業組合を作って、練馬変態倶楽部がいいとこです。そうでもしないと「自称」の部分すら危うくなってくるからでしょう。

真に変な奴は、一見普通かも知れません。東洋思想によると、悟りきった人と馬鹿は区別がつかないとされています。それに倣えば、真に変な奴と、ただの変な奴とは区別がつかない。あれ?もとい、真に変な奴と、普通の人は区別がつかない。そうそう。

なので、「変な奴」であるが故に成しうる、奇矯な行動、奇態な発想を持った、一見普通の人、というのが理想であるように思われます。

月を指差してにっこりと笑う羅漢様になりたい。

(2000 Apr. 30)

午後の寛ぎ VII
えー、こんにちは。午後の寛ぎ連休スペシャル、本日は放送時間を変更してお送りしております。

30日のわたくし:
今日は横浜方面へ買い物あーんど散歩に出かけた。まず、横浜そごう6Fの平木浮世絵美術館へ。国芳、英泉を中心に、着物の柄展。美人画に見る模様の解説など見る。次に、母の日と妹の誕生日用に買い物。同店内のミキモトで、リップブラシのセットを買う。お気に入りの和風カジュアルの店など覗き、喫茶店で一息。ビーフカツサンドとコーヒーを食す。

西口に回りつつ、地下街でエスニック物の店を覗いたが、お目当ての楽器が無かったのでパス。西口ビックカメラでCD-Rメディアを買い、ビブレの島村楽器へ。一通り見て回る。小型のベースがあったので観察したら、ちゃんと24フレットあった。ちょー生意気。

更に東急ハンズに向かう。軽量の折り畳み傘を買い、店内をうろついていたら、千社札マシーンがある。女房が郷里で世話になっている知り合いの女性に送りたいと言うので2種類作り、その後プリンタ用紙を買い、また戻って今度は拙輩用に作成する。が、待てど暮らせどプリントアウトされない。

店員を呼んで開けてもらったら、中身はPCだった。ちゃんと保守モードにして紙詰まりを修復する。ダイアログボックスの様子からは、どうやらWindowsマシンのようだ。ぺろっと出てきたものを見て、集まっていた店員さん、思わず笑ってた。まあ、「漆黒斎 因果応報」とか書いた奴だったので、そりゃ笑うわな。

ダイエーのドムドムのベランダ席でコーヒーなど、と買ってから席についた途端、店員のおねーちゃんが、「申し訳ありません。こちら、もう閉めるんですけど、店内でお願いできますか。」だと。慌てて店内に席を確保する。

一息ついた後、またビブレに戻って、今度はジーンズショップで夏物のシャツなど物色する。黒い半袖で良いのがあったので買い求める。と、今日はなんだかとっても日曜日の夫なのだ。

なお、明日は某アニメDVDと某ゲームを買い求めに行く予定。結果はまたご報告。

さて、お便りのコーナーです。

最初は …

「連休なのに僕は休めません。アルバイトに行きます。小学生を教えるのは大変です。子供は嫌いです。それから、やっぱり煙草はいけません。やめたほうが良いです。」

あっ、またあんたか。まあ、連休と言っても、暦の上では一日と二日は平日なんだから。我慢しなさい。会社勤めをするようになったら、休日どころじゃないんだから。じゃあね。

次は皆様にもお馴染みの、東京市の女学生さん16歳。はい、お元気ですかぁ〜。

「思い切ってお母様に相談してみました。お母様はたいそうご立腹されましたが、やがて丁寧に心構えや振るまいや、その、姿勢などお教え下さいました。」

それは良うございましたね。なによりです。開明的なお母様でいらっしゃる。

「明くる日、お父様とお母様がとてもご機嫌麗しく、目配せをして微笑んでおられました。お母様は少しお恥ずかしそうでしたが、うっとりとお父様をご覧でした。何があったのでせう、珍しいことで御座います。お陰様で殿方ともとても親密にお付き合いができるやうになりました。有難う御座います。」

は、いえいえ。ははぁ。そうですかぁ。
まあ、ご両親も若かりし頃を思い出されたのではないかと。世界の平和は夫婦和合から。お幸せにお過ごし下さいませ。

ええっと、お手紙はこれだけ?あ、そう。
では、今日はこの辺で。ごきげんよう。

(2000 May. 1)

なにやらもろもろのことども
今日は8時に起き、急病に罹って手術した知り合いの容態がひどくはなさそうなので安心した勢いで、やりかけのゲームをクリアし、サクラ大戦DVDを鑑賞。すみれさん素敵過ぎ。
「午後のこ〜だ」(mp3 エンコーダ)を最新版に更新し、ついでに天地無用やらサクラのWinamp用skinをダウンロードして日本語対応にし、などと妙に充実している。なお、サクラのskinはお勧めしない。胸をはだけたさくらさんなど、外人オタクの欲望丸見えで真に遺憾。

さて、2日のわたくし
なんと午前5時過ぎに起床し、朝食を摂って8時過ぎには出かけるという、平日にはおよそやらない健康的な一日の始まり。

で、まず国立博物館 平成館に『文化財保護法50年記念 国宝展』へ向かう。会期が7日までだし、連休中なので人出は多いだろう、と予測し、念のために駅でチケットを購入する。案の定、会場の外は長蛇の列だった。こりゃ入るまでに1時間待ちは固いか、と思ったら、チケット購入待ちの列だった。持っている人は入れる、ということで、読みが当たりラッキー。

15分程で館内に入れたが、修学旅行の団体やらなんやらでごった返しているし、おまけに警備員が「立ち止まらずに鑑賞してください」などとメガホンでがなりたてていて、とても鑑賞するどころではない。とにかく足早に回り、必見のブツだけ無理矢理観て、展示場を出る。ミュージアムショップで図録を購入し、常設展示を観て出る。因みに図録は総ページ数360ページほどで2200円。安い。

それから本館の方を覗いてみたら、ちゃんとやってるのでそちらも観る。こちらはゆっくり静かに鑑賞できた。
その後、科学博物館の方に回り、ミュージアムショップ隣の精養軒系の軽食喫茶でサンドイッチを食らい一服。

ショップで絵葉書やら書籍をチェックした後、山手線で秋葉原へ。
LaOXゲーム館でサクラ大戦 轟華絢爛第3話 『キネマの驚天動地』DVDを買う。それから歩いて神田駅まで。ちょっとした、しかし致命的なミスであった。本当は神保町に行くはずだったのだ。土地勘無し、方向音痴はこれだからいかん。仕方ないので、東京駅まで行って八重洲古書センターとブックセンターを回り、駅地下のトンカツ屋で早めの夕食を摂る。腹の皮が突っ張ると眼の皮が弛む、というわけで、居眠りこきながら帰る。

さすがによく歩いて足がごわごわになったので、熱めの風呂に入り、脛から足の裏からべたべたと湿布を貼って寝る。

あ、1日のわたくしは夕方ゲームを買いに出かけただけで事も無しだったので、省略。

(2000 May. 3)

餡子なわたくし
近頃のお菓子では取っていない方が珍しいのではないか、と思われる謎の品評会(即ち、自分では何も調べていない、ということなのだが)「モンドセレクション金賞受賞」のホットケーキに、河豚最中コンポーネントの餡子を合わせて食らう。いわゆる小倉ホットケーキなのだ。夜中に突然おやつタイムが始まるのが我が家の良いところだ。

冷蔵庫で保存しておいたせいもあって、もともと硬めの餡子が更に硬くなっている。餡子と言うよりは羊羹か。おお、出来合いのホットケーキ、電子レンジで温めるだけの割には上出来。美味いじゃないか。餡子とバターを練り練りして塗りたくり、メープルシロップと一緒にしてまくまく食らう。スフィーに食わせたい。

餡子とバターというのは結構合うので、トーストにたっぷりバターを塗り、餡子を載せて食らうのも良い。ところで、「ゆであずき」という名前で売られている缶詰はだいたい加糖で、本当にあずきを茹でただけの奴にはお目にかかったことがない。なんで粒餡、とかいって売らないのだろう。

(2000 May. 5)

今日のお散歩
4日の話。4日のわたくしは、古物な日。

午後からぬるぬると出かける。まずは原宿の太田記念浮世絵美術館。まあ、原宿は凄い人出。そんな中、「天に星 地に桜 人にヤキイモ」などと書かれた看板をぶら下げた焼き芋屋のワゴンが居たりして笑える。

通りを一本入った所にある美術館は、外の喧騒とは打って変わって静かと思いきや、今日に限っては外国人団体が来ていて、コンダクターであろう女性が大声で解説している。ちょっと興醒めだが、まぁ仕方ないか。

ゆっくり回って、館内の甘味処 竹むらでクリーム餡蜜。それから表参道まで歩いて地下鉄に乗り、今日こそ神保町へ。古書店を片っ端から見て歩く。山田章博の「人魚變生」のサイン本が8000円。女房、多いに悩むが今回は諦め。魅惑的な本が多数あったのだが、一旦買い出すと歯止めが効かなそうな気がしたので、ぐっとこらえる。

三省堂まで道なりに歩くと18時頃になったので、2Fのパスタ屋でスコッチエッグ入りミートソースのスパゲッティを食らい、館内を見て回る。小野不由美の十二国記シリーズが文庫になって出ていたので、2作品3冊を買う。どこかの魔術全集の第4巻 召還魔術など、ここでも気になる本多数。いつかまとめ買いでリベンジしてやろう。

閉館時間になったので、そのまま御茶ノ水まで楽器屋を覗きつつ歩く。中央線がなんだか運転見合わせ中。京浜東北線秋葉原回りで東京を経て帰宅。いやいや、今日も結構歩いた。

(2000 May. 5)

午後の寛ぎ VIII
さて、黄金週間も今日で終わりですね。皆さんバテバテではありませんか〜。明日からのことを考えると、グエンディーナかどこか、遠くへ行ってしまいたくなりますが。持病の椎間板ヘルニアも悪化せず、尿路結石もOK。ただ咳が止まらないのがちと気持ち悪い。って、列挙すると病気持ちだな、私。まあ、良いでしょう。今のところ一病息災という感じで健康なんだから。

とかなんとか言いつつ、今回は結構充実した連休でした。2〜3日に一度程度は外出して歩き回り、ゲームをこなしつつ昼寝をする、とか。

今日もこれを書いたら、もとい、放送終了後には近場にチョコパフェを求めて散歩に出かける予定。もうそろそろぜんざいが出来あがるはず。今日も餡子なわたくし。

さて、ぜんざいを食って、散歩に行って来た。チョコパフェは急遽中止し、蕎麦屋で天蒸篭。続けて隣の喫茶店でコーヒーを飲み一服。

古書店を覗き、TSUTAYAの書店、それから有隣堂へ。ディックの「パーキーパットの日」(ハヤカワ)を買ってくる。5月20日放送の映画「スクリーマーズ」の原作とされる、「変種第2号」が収録されている。因みに、映画の方は脚本がダン・オバノン。そうです、惑星からの物体X エイリアン、ゾンゲリア、バタリアンやらの、B級テイスト満載、ぬとぐちょの血まみれ野郎ですね。もう、映画がどうなるか目に見えているようなものですね。

さて、またしばらく頑張りましょうか。

訂正:「惑星からの物体X」はダン・オバノンではありませんでした。お詫びして訂正致します。(May. 8)

(2000 May. 7)

というわけで
「というわけで」という書出しはなかなかに便利だ。「というわけ」とか言いつつ、どんな訳かを総括するでも説明するでもなく、それまでの経緯を曖昧なままにして、何とはなしに次の話題に移らせ、煙に巻くのに役立つ。

と、前項を見たら、さて、ばっかりだ。うまく繋げずに次に行こうとするとこうなる。こういうところに詰めの甘さが表れるんだよなぁ。注意しなければ。

(2000 May.13)

午後の寛ぎ IX
はい、一週間のご無沙汰でございました。午後の寛ぎのお時間です。幸いなことにまだ続いております。
今日も元気だアルカロイドが素敵。

「ぶつかる出逢いがドラマティック」とは決して広くはない拙輩の交友範囲では常識ですが、「ぶつかった上に一旦死んでまた生き返る出逢い」というのは、いったい何と表現すれば良いのでしょうか。

連休明けの一週間、甚だしく眠かった木曜日のこと。
風呂に入る。久しぶりに「天然成分コラーゲン」の湯にどっぷりと浸かる。白い湯気が湯船から目の前にゆっくりと立ち上る。髭を剃る。無心に剃る。と、湯気が凝ってだんだんと一つの形になっていく。

ゆらり。

やがて頭部を包まれる。深さも濃さもわからない白い世界。体が溶けていく。湯船で髭を剃っているのは俺か、蒸気か。

とぷ、とぷ、とぷ。

湯の表面が波打つたびに、蒸気に包まれた俺の姿が曖昧になる。

いか〜ん、溺れるではないか。我に返った。

という具合に、我が家の風呂は幽冥境とこの世を繋ぐ異界の扉なのだ。お宅のお風呂はそんなことない?

まあ、排水口にふぐりを吸い込まれて抜き差しならない状態、の方がより現実的で切迫した状態なのだろうとは思うが。あれ、一コずつ吸い込まれてしまうと、その先では排水口の口径より大きくなってしまうので、抜けなくて大変らいしい。モンキーポット状態なわけだ。って、わたしゃいったい何を言っているのか。

ええっと、お便りのコーナーです。

今日も来てますね。まったく。

「先週はあっさり終わってしまいましたね。どうしたんですか。僕は大丈夫です。小学生は相変わらず憎たらしいです。それから、僕の言うとおりにしないから、気管支炎になるんです。煙草はいけません。」

うう、くそ、このやろう。……。

あ、ちょっと脱魂してしまいました。次、行きましょう、次。

え、お時間ですか。それでは今日はこのあたりで。ごきげんよう。

(2000 May. 14)

午後の寛ぎ X − 美少年との一夜、あるいは厳寒のオスロ
一週間のご無沙汰でございました。午後の寛ぎの時間です。

「地震雷家事する親父」とか「自分の娘とは自分でやれ」とか、ビックリハウス今月の御言葉的フレーズを想起しつつある昼下がり、皆様いかがお過ごしでしょうか。え?過ごしてない?過ぎたるは及ばざるが如し。
ああ、そうですか。

本日は寛ぎ10回を記念して、昔話など。

◇◇◇

それは80年代初頭のある日のことであった。
ビックリハウスを読みつつえびぞったりしている時に彼は来たのだ。

初更を過ぎようという頃、某ジャズ喫茶で美少年の誉れ高く、来るものをそのふわふわロングヘアと小首を傾げた笑顔で悩殺し、畏れさせていたK君が、レコード(当然LP盤)ケースを抱えて来たのだった。

折り良く夜食を作らんかなとしていた漆黒斎(その当時、この名前になることは当人さえ知らなかったのは言うまでもない)の元であるところのわたくしは、

「何か食べる?目玉焼きくらいしかできないけど。」
「あ、ごちそうになります。」

などという、ぎごちなくも遠慮会釈の無い会話を交わした訳だ。ほっそりとした肩が悩ましい。

しばしの後、彼が出したLP盤は素敵なジャケットデザイン。

「こういうの、聞きますか?」
「なんていう人?」
「ラルフタウナーっていうギタリストなんですけど。」
「あ、聞かせて聞かせて。」

その後20数分(*1)にわたる音の波は、ロック青年であった漆黒斎の元であるところのわたくしの耳には十分すぎるほど衝撃的であった。
これが、意識する最初のECMサウンドとの出会いであったのだった。

それから、K君と濃密な一夜を過ごしたのは言うまでもない。え?音楽談義に花を咲かせたのだよ。いやだな。

更にその後、ギターを変則チューニングして、「タウナーごっこ」に走ったのは秘密だ。

何に驚いたかといえば、まずギターという楽器はこんな音で鳴るのだ、ということ。空間の広がり。その和声の構成。何か冷徹で硬質な印象の余韻。要するにECMサウンドと呼ばれるサウンドのすべてにビックリしたのだ。

後に聞いた、ECM系に詳しい人の弁によると、
「ドイツでレコーディングして、オスロの冷たい風に晒した」(*2)
音だったのだ。

気合一発がろっくだましいだとすると、それとは完璧に異質の世界であった。
燃える知性、冷たい炎。手が切れるような音。圧倒的であった。

当時、道を挟んで向かいにあったの喫茶店のママさんに、「あなた、キーボードを弾くんだったらこれ聴きなさい」などという、一見正当な、その実考えるとよく分からない理由で、キース・ジャレットのサンベアコンサートLP10枚組を売りつけられたりしていた事もあって(*3)、少しはジャズというものを聴く体制にはなっていたのだが、これには驚いた。

「ソロコンサート」
それがそのLPのタイトルだった。
テープに取らせてもらって、朝な夕な聴きまくった。Nardis。
いつの日か、良いオーディオセットで聴くのだ、と思いつつ。

就職してからも、折につけ思い出すサウンドであった。
テープは引っ越しのどさくさに紛れて既に行方不明になっていた。
後日、CDの形で手にした時、改めて鳥肌を立たせつつ聴いた。

そういうわけで、いまだに「タウナー」と「えびぞり」が分かちがたく結びついているわたくしなのだ。

それでは皆さん、各々お手持ちのラルフ・タウナー「ソロコンサート」からNardisをお聴き下さい。

*1:LP盤なので、片面23分程度なのだ。あの「レコードをかける」という、盤をクリーナーで拭き、針を確かめ、ターンテーブルに載せ、チリチリという微かなスクラッチノイズに続く一曲めを聴覚にプリロードする、あの儀式的時間も良いものだ。
*2:但し、この「ソロコンサート」に関しては、ミュンヘンのスタジオのみのようだ。
*3:6〜7時間ほどだったろうか、ぶっ続けで聴いた。京都、札幌あたりが素晴らしい。

(2000 May. 21)

宵っ張りの…
近頃どうも生活のリズムが崩れていて、睡眠のタイミングが悪く、眠りが浅くて困っている。どうも社会のパターンから6時間くらいずれているようだ。

朝起きて 夜寝る前に 昼寝して 時々起きて 居眠りをする

という川柳だか狂歌だか戯れ歌があるのだが、休日なんか下手するとこんな風。強制的に徹夜でもやって戻そうか、とも思うのだが、逆効果のようだ。運動不足というのも要因の一つなんだろう。やはりバスには乗らずにガンガン歩くことにするか。

(2000 May. 24)

教則ビデオ
Gary Willisのベース教則ビデオ("Progressive Bassics", REH823, REH Publications, Inc. 1991)が届いた。例によって海外からの通販。いや、日本版も出ているかも知れないが、Webで見つけたのですぐに注文した。

右手の構え方とか、フィンガリングがユニークで面白い。こういうのを見ていると、純技術の部分(指が早く動く、音程が正確、リズムが正確、etc.)は当たり前に凄くて、演奏を見てスゲーとか言っているような所は、実は7,8割程度あるいは、もっと下の、充分余裕のあるところだ、というのがわかる。

指が早く動こうが何しようが、やはりアイデアが無いと、と今更ながら思うのであった。

(2000 May. 24)

午後の寛ぎ XI
えー、午後の寛ぎのお時間です。今日も今日とておにぎりにラーメンという炭水化物の大逆襲なブランチで糖質をチャージしつつお送りしております。え?アルカロイドはどうした?いや、そちらはちょっとその、咳が止まらんので白い粉でチャージしております。ご心配なく。

先週は、昔話で青春の滾りをうっかり思い出してしまいました。今週もちょっと音楽話など。

新聞の通販広告を眺めてみる。「地球の声 La Voix De Globe」という、ベスト・オブ・民族音楽128曲のCD8枚組のご案内。128曲とはきりがいいや、と思うのは職業病か。細野晴臣氏監修。25,000円。なんだか魅惑的だ。今すぐお電話で注文してやろうかな。

民族音楽といえば、胡弓(二胡)が欲しいなぁと、ここ数ヶ月考えている。あの、ねまねまうにうにと美しい音色が好きなのだ。で、これも通販がある。【通販広場】 世界の民族楽器というところから入手可能だ。胡弓以外では、ミニシタール9,800円とか、シタール入門ビデオなんか素敵だ。インド音楽というのは、音楽理論が物凄く細かく体系づけられているらしい。音階の種類も、基本的なのは16種くらいらしいが、細かいのを入れると数百のオーダーになるそうだ。恐るべし。

その他、KORGのMS2000なんか、お値段お手頃でこれも欲しい。民族楽器から電子楽器まで、物欲の高まりを股間に感じ、青春の滾りを今日も思い出すのだった。

やや、花組の諸君と正義を示しまくっていたらこんな時間に。夜の憩いになってしまった。
それでは本日はこれにて。

(2000 May. 28)


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