戯言集 VII

2000 Feb.09 〜 2000 Mar.26

(C)2000 漆黒斎

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苺の季節
コンビニのデザートの棚を見ると、苺だらけだ。苺のショートケーキ、苺のムースからスフレ、苺大福に苺どら焼き、苺牛乳などなど。

そう言えば昔、菓子業界では不況になると苺を出す、という話を聞いた覚えがあるのだが、気のせいか。

今日コンビニの棚を見ると、まあ、季節柄ハート型のチョコレートが沢山。この時期、チョコレートを買うのが気恥ずかしい。自意識過剰だ。その中で、森永のエンゼルパイにも苺バージョンが出ていた。千秋というアイドルタレントがつくった(事になっている)やつだ。千秋は大嫌いなのだが、別に千秋を食うわけでもないので、買ってきた。早い話がエンゼルパイが好きなのだ。

さてと、明日から年末Y2K対応出勤の振替を含めて6連休。ようやく正月休みだ。なーにしよっかなっと。

(2000 Feb. 09)

ベースその後
Gary Willis氏にメールで質問を出しておいたのだが、返事が来た。相変わらずの面倒見の良い人だ。

曰く、弦はGHSの45から135のセット、ラウンドワウンド。エフェクターは必要無し。特にコンプレッサーは絶対に止めろ、フレットレスの表現力を台無しにする、とのこと。それから、弦は近日中に自分のサイトから販売する予定なので注文できるぜ、$30かそこらだ。ということ。有り難い。楽器屋で買うと6000円ほどする弦なのだ。本当に便利な世の中になったものだ。

(2000 Feb. 09)

CDなど
注文しておいたHoldsworth先生のCDとTシャツが届く。相変わらずの独特の世界を堪能する。続けてDVDを見ようとPCのドライブに突っ込んだら、CD-Rの方がセットされていた。間抜け。

秋葉原で、件の南米バンドにまた遭遇する。今日は可愛めの女性がCDを売っている。その効果か、すぐに2,3枚売れてたようだ。しかし、何故買い物が終わってから遭うのかな、いつも。現金が無い時に。と、もしかしたら、この人達、ライブで聴くのが一番なのでは、と悟ったので、CDは買ってあげなかった。ごめんなさい。

(2000 Feb. 25)

閏年
えー、年末に続き閏年問題対応とやらで待機。事も無し。淡々と事務処理をこなす。飽きたので「情報収集」作業を行う。アメダスに郵貯ねぇ … 。

パラサイトなサイトを見つける。凄い凄い。ミトコンドリアと違って、目に見える大きさ。というか、日本海裂頭条虫なんてのは、8m以上あるらしい。造化の妙と言ってしまえばそれまでだが、この、何と言うか、背筋がぞわぞわして、顔の筋肉が不随意に笑いの配置になってしまう。

「獅子身中のサナダ虫」とかいう本まであり。「おすすめのパラサイトサイト」とか。目黒寄生虫館の存在は知っていたのだが、これは … 。

(2000 Mar. 01)

にもかからわらず
時々、「冷水摩擦をしているからこんなに元気」とかいうぢいさまを見かけるが、これは「しているから」元気なのだろうか。しているにもかかわらず、ではなかろうかと思う。
つまり、冷水摩擦なんて、心臓の弱い年寄りがやったら、その場で昇天アセンションなわけで、「冷水摩擦を続ける」という事象は起こり得ないのだ。ということは、こんなことが出来て、しかも続けていられる、というのは、そもそもそれだけのことが出来るだけの体力がある、冷水摩擦しても死ななかった、ということなのだ。

というわけで、冷水摩擦をしているから元気、なのではなくて、冷水摩擦をしているにもかかわらず元気、なんじゃなかろうか。

(2000 Mar. 01)

テレビ
テレビを買った。16年ぶりくらいだ。これまでは、マルチシンクのディスプレイにPCとビデオデッキを繋いだり、PCがTVチューナー付きだったりしたので、必要無かったのだ。ディスプレイが2つも3つもあるのが煩わしい、ということもある。ただ、PCを起動しないとTVが見られないというのが不自由だったのだ。

で、今日発売の話題のゲームマシン購入にあたって、思い切って買うことにした。PCにはご引退願った。25インチという、今となっては普通のサイズのTVだが、つい昨日まで見ていたのが15インチのディスプレイだったので、随分デカい印象だ。

それにしても、16年も買わないと、TVも高機能になっているものだ。画質の設定が入力毎に出来るは、省電力設定はあるは、でマニュアルを読まないと、どうして良いのか判らない。勿論、デフォルトでも問題は無いので、全部の機能を覚える必要は無いのだけれど。

(2000 Mar. 04)

夢の風景
夢に繰り返し出てくる風景というのがある。いくつかあるのだが、昨晩久しぶりに出てきた奴があるので、ちょっとそれを。

神社なのだが、川を渡って緩やかな坂道を下ると左手にある。社殿に向かって左手に石灯籠など、石造りのものがいくつか、松の木の間にある。社殿の奥には急な坂道。岩を穿って作った、でこぼこした通路で、上の方にある奥の院に繋がっている。

とまあ、こんな風。子供の頃によく遊びに行った、母方の実家のすぐ近くにある荒神様の社の再構成だろう、というところまでは、なんとなくわかってきた。で、こいつが出てくる時というのが、どういう精神なり肉体の状況の時か、ということが気になってきた。

(2000 Mar. 10)

女神様とは
最近、卑弥呼伝説という本を読んだ。で、女神様とは …

さあ、君の女神様はどのタイプだ!

………。

いかん。訳がわからん。

(2000 Mar. 10)

髭剃り
湯船にゆったりと浸かりながら、髭を剃る。ゆっくりと丹念に。至福のひとときである。

目の前のタイル壁がゆっくりと歪む。赤黒い口がじわり、と開く。剃刀は頬をただ這いまわり続ける。
ぼとり、ぼとり。
湯船に滴り続ける血が、ぬめり、と胸元にまとわる。

恍惚の表情を浮かべたまま、俺は剃りつづける。

赤黒い口は更に開き、ぞぶりぞぶりと湯船の血を飲み込んでいく。

そう、髭を剃り終えたら釣りに行こう、ぼんやりとした思考が鮎の姿を追う。

(2000 Mar. 11 小田原からJRで40分の戸塚にて)

昼の憩い VI
仕事無しの3連休。2ヶ月ぶりくらいか。茶を淹れ、お彼岸饅頭を食う。なかなかどっかりした餡子が、すきっ腹にこたえる。さてと、何しようかな。取りあえず洗濯でもしてから考えようか。女房は実家だし、やることは実は沢山あるのだ。

通勤乱読中の「小説 三国志」(中)は、曹操が孫権と盟したところで終わっている。さあどうする劉備玄徳、諸葛孔明の軍略や如何に、待たれる次号は4月20日発行だ!って、気合入れるほどのことではないか。

因みにこの時代、我が神國日本では、邪馬台国の時代だ。親魏倭王の印とか貰ったりしている。一説によると、卑弥呼が死んだのは西暦248年、諸葛孔明の死後4年だ。この後、4世紀に更に続く大陸での血沸き肉踊る戦乱のお陰で、日本の歴史が記されていない、あるいは亡失してしまったか、でよくわからん、という事情もあったりして、いまだに邪馬台国は彷徨い続けている状態なのだ。

(2000 Mar. 18)

午後の寛ぎ
ご愛顧頂きました「昼の憩い」は前回をもって終了させていただき、今回からは装いも新たに「午後の寛ぎ」をお送りします。
内容も一段とそのままに、午後のひとときのちょっとした暇つぶしをお楽しみください。なお、受信料のお支払いには、便利な銀行振込をご利用頂けると、小社と致しましても退役軍人を集金に向かわせる手間も省けようというものです。

それでは早速。

ゲームに熱中するあまり、ウォーマーにほったらかしで煮詰まったコーヒーを飲みつつ餡ドーナツを食らう。BGMはTribal TechのGary Willis Collection。同名のコピー譜(transcriptionという難しい呼び方をしないと誤解されるかも)に載っている曲を、そのままの順番でmp3化して聴いている。タイトル入力にはCDDBという、CDのデータベースを利用すると便利。もっとも、今のところ洋物にしか対応していないようだが。

え、お便りが来ています?あ、そう。えと、神奈川県にお住まいの郷土史家の方73歳。どうもです。

「あんたは邪馬台国九州説か! 馬鹿もん!!。我が神国日本の礎は大和にあり。」

ほっとけ、そんなの。あ、失礼しました。ご意見謹んで拝聴致しました。今後とも、より一層研究に邁進する所存で御座います。

次は、熊本県にお住まいの学生さん32歳。32歳で学生さんですか〜。良いご身分ですね〜。はぅぅ。

「えと、何だか読んでると、趣味とか本とか支離滅裂ですが大丈夫ですか。僕は芥川竜之介が好きです。澁澤龍彦も好きです。」

それは良かったですね。僕なら大丈夫です。全然ノープロブレムです。それより、もう少し手紙の書き方を研究されたほうが良いと思います。

さて、次は …。 あ、達筆ですね。MS P 明朝でしょうか。東京市にお住まいの、東京って市でしたっけ?女学生さん16歳。

「わたくし、先日さる殿方からお手紙を頂戴致しまして、是非お会いしたいと、それはそれは誠実な文面で御座いましたので、お会い致しましたところ、思いがけずも接吻をしてしまいました。このようなふしだらな行いをしてしまったこと、両親にも話せず、先々嫁ぐお方にも申し訳無く大変心苦しく思っております。このようなわたくしは、これからどうしていけばよろしゅうございましょう。」

男女七歳にして席を同じうせず。枕許には懐紙を用意し、キッと唇に挟んで声を漏らさずが婦女子の心得の要諦とされています。頑張ってください。

あ、そろそろお時間のようです。それではまた。

(2000 Mar. 19)

午後の寛ぎ II
一週間のご無沙汰でございました。午後の寛ぎの時間です。なんだか猛烈に眠いのです。

そんなわけで、コーヒーとチョコレートをチャージしてアルカロイド満載でお送りする午後の寛ぎ、どうぞお付き合いください。え?、あなたとは良い友達でいましょう。ああ、そうですか。

不祥事ですが …。
字義どおりにいえば、めでたくないこと。警察の不祥事などというのは、警察にとってめでたくないこと、という物凄く持って回った言い方なのだ。どうして、汚職とか恐喝とか暴力とか権限逸脱とか職務怠慢とか職権濫用とか、はっきり物が言えないのだろうか。

ミニ桜一葉まん
という、桜餅を饅頭でシミュレートしたものを食べている。すべすべでふわんとまあるい桜色のお肌がなんとも愛らしく素敵。きゃっ。実はロリコンなのでは、という疑念がちらつくがまあ、良いことにしよう。

昨日のメモを見ていたら、

とか書いてあった。何を見たのだろう。

駅のすぐそばが、再開発の準備か何かで空き地になっている。一応、アスファルトで固めているのだが、駐車場に使っているわけでもない。昨日、会社に行く途中に見たら、そこでフリーマーケットが開かれていた。「スースースーク」なんていう声はしない。

蚤の市なのか、自由市場なのか、LとRの区別がつかない拙輩にはよくわからんのだが、まあどうでも良い。時間があったら覗きたいところだったのだが、出社途中だったので、駅の跨線橋の上から眺めてみた。

古着を並べているところが多そうだ。バッグなんかも見える。ワゴン車を使って出店、というのも結構居るが、シートを敷いて地面にべたっ、というのがそれらしくて良い。若い娘さんがぺたっと正坐して、客と交渉している様子が見える。なかなか素敵なお嬢さんだ。

コミケットのゲームの二番煎じで、フリーマーケットのゲームというのはどうか、とふと思う。
手作りアクセサリーに情熱を燃やす娘とか、ワゴン車1台、出逢いを求めて全国3000km、さすらいのフリーマーケッターのおねーさんとか。

さて、今週のお便り。

熊本県にお住まいの学生さん33歳。

「33歳になりました。ところで、チョコレートとか饅頭とかばっかりですが、太りませんか。それから卵はコレステロールが多いので気をつけた方がいいです。僕は辛党なので、柿の種が好きです。」

はぁ ……。
太りませんので、御気遣い無く。卵のコレステロールは、大したこと無いんです。でも、ああ、そうですか。気をつけます。はい。

お便り、今日はこれだけにしておきましょう。はぁ、…。

(2000 Mar. 26)



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