戯言集1999.Dec.12-2000.Jan.04

(C)1999-2000 漆黒斎

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入浴の楽しみ
前項を書いたら猛烈に眠くなったのでとっとと寝てしまおうか、と考えたのだが、今日はまだ火曜日であることを思い出したので、気を取り直して風呂に入ることにした。

「バスロマンスキンケア かさつくお肌に天然成分コラーゲン配合」を規定量投入してとっぷりと浸かる。これ、乳白色の湯がとろ〜ねま〜っとして、その皮膚に訴える脱力具合がなかなか良いのだ。42〜43℃程度にして入っていると、ちょっとした温泉気分。

拙輩、風呂に入るのは好きなのだが、入るまでうだうだして時間が掛かる。で、入ったら入ったで、今度はなかなか出ない。一人暮しをしていた頃は、風呂にコーヒーと煙草と本を持ち込んで延々入っていたりしたのだが、さすがに最近はやらない。防水紙の本とやらがあるそうなのだが…。

と、ここまで書いていたら、猛烈なデジャヴに襲われた。前にも同じ事を書いたような気がする。ま、良いか。いい加減湯冷めしそうなので、この辺で。

願わくは、明日も気持ち良く風呂に入れますように。

(2000 Jan. 04)

Year of the Dragon
というタイトルの映画があったような気がするが、はて、ジョンローンだったか。

で、今年は辰年。ミレニアムファルコンならぬ、ミレニアムドラゴンだ。会社帰りにコンビにに寄って、「祝二千年記念 月餅」を買う。龍模様の特別仕様。

味は … 変わらん、な。

会社の方は今日が仕事始めで、年初恒例の社長年頭訓示が放送されたりする。年賀状が会社に来ている。家にもまだ届く。そろそろ書くことにしようか(^^;

(2000 Jan. 04)

お正月
あっという間に冬休みも終わり。さすがに3日間だと過ぎるのが早いですな。初詣とかなんとか、正月らしいことは何もせず、寝たり起きたりゲームをしたりして過ごしたのだった。
明日からまた仕事な訳だが、1月は盛り沢山、また一踏ん張りしなければ。

まあ、今年もライブとかCDとかゲームとか本とか、良いものに出会えると良いな。

そういうわけでお年賀。普段は更新記録にも出してませんが、季節のご挨拶、特別ご案内です。(使い回し御免)

(2000 Jan. 03)

真夜中の寛ぎ
え〜、明けましておめでとうございます。

来てしまいましたねぇ、2000年。去年は大晦日まで仕事をしていたので、なんだか年明けっていう気がしないのですが。例のY2K対策って奴。所属事業部の対策本部事務局。

ま、そんなことはどうでもよろしい。年越し蕎麦に続き雑煮を食べ、御節を食らい、今はチョコレート。
今年最初のチョコは、森永チョコボール。キョロちゃんだ。コーラをバクバク飲む。なんとなく幸せ。安上がりだな。

いつも年頭の決心だとか、本年の抱負だとかは考えていない。締りが無くてちとアレなのだが、実行力の無さを隠しているだけなのだなぁ。今年は年の瀬に、何か一つ、やったぜ、てなものが出来ると良いのだが。

というわけで、早速マイブックでも書こうかな。

(2000 Jan. 01)

◇ ◇ ◇

My Book
会社帰りによく行く東京駅構内の本屋に寄った。「今売れています。マイブック」と出ている。とりあえず見てみたら、文庫本サイズで(というか、文庫本そのものなのだが)各ページ日付(2000年の)だけの代物。
早い話が、むか〜し流行った「白い本」の文庫本版だ。

ちゃんと奥付もあり、著者欄は空白になっている。なんとなく来るものがあったので、「アルジャーノンに花束を」と一緒に買ってきた。日記に使うも良し、ネタ帖でも良し。その日発売のゲームなりCDなりのリストでも良い。(巻末に使い方の例が載っている)

紙質が文庫本のあれでは、と筆記用具について一瞬心配になったが、よく見ればコート紙だった。これなら何を使っても大丈夫そうだ。

因みに、出版社は新潮社(一応、新潮文庫だ)。定価300円。

(1999 Dec. 22)

徒然なるままに
日暮し硯に向かいて、と来ると兼好法師だが、今日は思いつくままあれこれ。

コミック。
このところ、まとめて読んでいるのは、山田章博のもの。近頃は、ゲームのキャラクターデザインとかやっているらしいのだが、そちらの方はよく知らない。「紅色魔術探偵団」、「ボーナストラック」、「おぼろ探偵帖」、「星界物語I〜III」とか、「Beast Of East」、「ロードス島戦記」、「カフェ・ド・マキニカリス」など、古本屋を回って探したり(実は女房が入れ込んでいて、その影響なのだが)している。とにかく絵が上手い。銅版画風から日本画風まで精緻な絵を描く。特に和服の描き方が見事。ストーリーは特別に面白い、というわけではないと思うが、結構気に入っている。全集の刊行が始まったので、当分は楽しめそうだ。

年の瀬。
もう忘年会シーズンに入っているようで、遅い時間にも何か人が多いような気がする。面白いのは、ご機嫌さんと不機嫌さんがくっきり分かれていて、しかもおばかはいよいよおばかの度を増している事だろう。お陰さまで、帰りの電車など、不穏な空気が充満していてスリル満点だ。

ミレニアム。
ご多分に漏れず、Y2K対応という奴で忙しい。年末は出勤の模様。あとは業務上の秘密なので教えてあ・げ・な・い。(少し熱があるようだ)

アップデート。
忘れていた頃にやってきた。確か6月頃に買ったCDライティングソフトが、アップデートクーポン付だったので申し込んでおいたのだが、それが今ごろ来た。同封の言い訳によると、9月頃には出荷する予定だったらしい。別に困ってはいないので良いのだけれど、代金は払ったかどうかなど、無用なことが気になる。歳のせいらしい。箱をたった今開けて見た。CDラベラーという、CD-Rなんかに、ラベルを貼る時に使うものが付いていた。少し前に電気屋さんで同様のツールを見かけて買おうと思ったのだが、買わなくて良かった。高かったのだ。店にあったものよりは簡単な作りだが、置き場所も取らず、良い感じ。

ボーナス。
とりあえず今年も出た。ベースを買おうか、それともISDN化に向けてダイヤルアップルータでも買おうか、などと悩んでいる。二者択一のところが哀しいが。まあ、どっちも、というのが正しい態度だと、某物欲の師であれば一喝されるところであろう。今使っているノートPC用にUSB接続のCCDカメラとか、いろいろ他にもあるのだが。

(1999 Dec. 18)

御一緒にどうぞ
年末恒例の国民的イベント「第九を歌い倒す」がもう始まっているようだ。

昼の憩いを励行しつつ居眠りをしていたら、TVから何やら聞こえる。「一万人の第九」だそうだ。一万人の合唱団で「歓喜の歌」を歌う様は圧巻と言うより、それを通り越して、何やら薄気味悪い。参加者それぞれは、老後の楽しみやストレス解消、自己表現や合唱好き、などさまざまな動機で参加しているのであろうが、それが一丸となってひとつの目的に向かって邁進している図、というのは結構不気味だ。何しろこのイベント、聴衆というものが居ないのだ。

「友よ、この旋律ではない」といきなり否定から始まる歌詞、神の栄光を賛美しつつ歓喜の極みに向かって一気に盛り上がる構造は、まさに宗教的儀式そのものだ。一万人のカタルシス。
これ、演奏終了後に、指揮者が「みんなで戦争に行くぞー」とか叫んだら、間違い無く一万人の「おおー!」が帰ってくるだろう。そんな気がする。

高度成長期の社員教育も、確かこんな感じだったように思う。成長目指して全員一丸、ノルマ達成粉骨砕身滅私奉公死して屍拾う者無し。

まあ、コーラスなんかで決まった時の快感というのは、拙輩もバンドをやっていたのでよくわかる。確かに気持ち良いのだ。しかも、いわゆる歓喜の歌、旋律がとても簡単で歌い易い。なにしろ、コーラスの殆どの部分が1オクターブ内、主要な旋律音は、移動ド唱法でいうと、ドレミファソのたった5つだ。

この単純さ、多人数が参加してもOK、というのがミソだろう。集団洗脳には持って来いじゃなかろうか。

時に、また別のTVで見たのだが、クラブ(イントネーションは平板)なんかで踊るのであろう、「パラパラ」とかいうダンスの振り付け講座をやっていた。学生の頃、ダンスパーティの演奏に行くと、まあ、我々はステージ上で演奏しているのだが、フロアでは殆ど全員が同じ方向を向いて(大体ステージ方向だが)同じ振り付けで踊っているのだ。中には、ユニフォームを用意して、ダンスをリードしているグループが居たりした。初心者は、見よう見真似でダンスを覚えていくので、結局全員同じ振り付けで一斉に踊ることになるわけだ。あれも気持ち悪い。

ダンスと言うよりは、マスゲーム。つまりファシズムの訓練強化に使われた「一斉に動作する」活動だ。ま、ここまで言わなくても、つまりは盆踊りな訳で、表層でいかに流行の洋楽を使っていても、血は正直、ということだろう。

更に、この種の音楽では超大物の小室某の作る曲も、実は3-3-7拍子または、「どんどんどん、どどんこどん」が基本であって、個人的には小室盆踊り説を提唱している。この話は長くなるので、ちょっと置いておくが。

「斉唱が出来るのは日本人だけ、西洋人だったら国歌でもハモるぞ」というのは極端な言い方だと思うが、踊りにしろ歌にしろ、かくも一斉にやるのが得意技のようだ。

さあ、皆さん御一緒に君が代を … 。

(1999 Dec.12)


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