Music Review

2000.02.25 漆黒斎


Player Allan Holdsworth  
Title the sixteen men of tain

[CD] Gnarly Geezer Rcords

Tunes  

gg 1-552000/GGCD2 44808 (2000)

01.

0274 A.H.

02.

the sixteen men of tain A.H..

03.

above and below A.H.

04.

the drums were yellow A.H.,G.Novak

05.

texas A.H.

06.

downside up C. Wackerman

07.

eidolon A.H.

08.

above and below (reprise) A.H.
Personnel    
  Allan Holdsworth guitars, synthaxe
  Dave Carpenter accoustic bass
  Gary Novak drums
  Wal Fowler trumpet (1,5)
  Chad Wackerman drums (6)


Impressions

待つこと久しいホールズワースの新作。今回は全てオリジナル。前回、ジャズスタンダードを取り上げた作品よりもジャズらしい。特異なコードと、殆どピッキングしていないフレーズは相変わらず。

アルバム先頭からいきなりsynthaxeが鳴る。某ギター小僧にいわせると、synthaxeなどというのは、腑抜けな楽器だそうだが、この人はたまたまギターを弾いているだけだ、ということに気づいていないのだ。だから、ガンガン速弾きして欲しいのだろう。確かに、速弾きは個性の一つだが、本質ではない。そのフレーズ、ハーモニーの構成、変化こそホールズワースがOne and Onlyである理由がある。本人にしか解からないのではないかとさえ思えるカラーリングだ

およそ一般の「ギターミュージック」とは、かけ離れたギターの使い方をしている。音色変化は殆ど無し、アタックも殆ど判らない、流れるようなフレーズは、ギターであることを意識して拒否しているかのようだ。

ともあれ、期待の新作は、期待を裏切らなかったどころか、まだまだ進化し続けているホールズワースが聴ける。


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