総選挙の開票速報

2000年7月1日 UP

 

総選挙があった6月25日の夜、テレビの開票速報を見ていました。

そこで最も印象に残ったことは、

自民党が議席を減らしたことでもなく、

与党(自公保)が安定多数を確保したことでもなく、

民主党が躍進したことでもなく、

私が投票した候補者の票の伸び具合でもなかったのです。

 

あれはたしかNHKが私の田舎の選挙区(北海道7区)を紹介したときのことでした。

次のようなコメントに、それまで寝転がっていた私は、思わず飛び起きたのです。

 

「ここは、全国で最も広い選挙区です。

四国と同じくらいの面積があります。」

 

中選挙区制から小選挙区制に改正されたときに、

どの選挙区も人口が同じくらいになるように区割りされました。

だから、「最も広い」ということは、

「最も人口が少ない」、もっと正確に言うと、「最も人口密度が小さい」

ということにほかならないのだ!

と、私の頭の中の回路が反応したのです。

 

今さらそんなことを言われなくても、

あの地域は人が少ないことは当然のこととしてわかっていました。

しかし、このコメントは、

 

・・・いやいや、もっと人の少ない地域がほかにあるかもしれないではないか・・・

 

という何の根拠もない淡い期待を完全に否定するのに充分だったのです。

もっと人の少ない地域を探そうとすれば、

なんと外国に行かなければならないという現実を突きつけられたのです。

 

小選挙区制のもたらした忘れられない出来事として、

地元では永久に語り継がれるに違いありません。

 


 

それはそうとして、

テレビでは、議席数が固まる前に、各党の代表者などが議論をしているけれども、

それよりも、ちゃんと各選挙区の開票状況を報道してもらいたい。

開票の途中では、仮定のうえでの議論になってしまうし、

得票状況についての詳細な解析が行われているはずがない。

単なる視聴率目当てのものとしか思えません。

すべての選挙結果が出そろってから、しっかりした議論をしてもらいたい。

その方が実のある議論ができるだろうし、

1〜2日遅れても問題はないと思います。

 

 


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