露出の研究(その2)

−露出の間違いから生まれた写真−

2004.6.26 up

 今回は、露出の間違いから生まれた写真をお見せします。紫陽花の上に小さなカタツムリを見つけました。紫陽花の花の色が明るかったので、+0.5補正しようと思ったのですが、なぜか実際には−0.5補正してしまったのです。当然、暗くなってしまいます。こんな写真です。

レンズ

 100mmマクロ

露出

 絞り優先モード/f 2.8 −0.5補正(1/200秒) 

フィルム

 フジクローム トレビ100C

 

 一枚撮ってから間違いに気づいたので、その後はプラス補正で撮りました。しかし、意外にカタツムリの動きが速くて、どんどん動くので、同じ構図ではプラス補正で撮ることはできませんでした。

 現像されたスリーブを見ると、やはり暗くなっていて、これはボツ間違いなしというのが最初の印象でした。しかし、何度か見直しているうちに、これはこれで雰囲気があって良いのではないかと思い始めました。ちょうどカタツムリの身体に露出が合っていて、回りが暗くなってますから、カタツムリの身体が明るく透き通っているようにも見えます。日の出前に写したと言えば信じてもらえるかもしれません。(笑)

 というわけで、スリーブから切り離してスライドマウントに入れて保存することにしました。こういう露出もおもしろいと思います。間違いではなくて意図的にできると楽しいですね。

 この後にプラス補正で何枚か撮った写真のうちの一枚を下に貼り付けておきます。本当はこんな花の色でした。

レンズ

 100mmマクロ

露出

 絞り優先モード/f 2.8 +1補正(1/60秒) 

フィルム

 フジクローム トレビ100C