露出の研究

2002.9.21 up

 以前、失敗作の研究(その2)のところで、明るい曇り空を背景にした写真の露出について書きました。また同じような写真を撮りましたので、その露出について書きます。下の写真です。

 

レンズ

 24mm

露出

 マニュアルモード/f16、1/30秒 

フィルム

 フジクローム トレビ100C

 

 曇り空を背景にするときは露出をどのくらい補正すればよいか、とても難しいです。私のカメラは+3までしか露出を補正できないのですが、それでは足りないときもあります。そこで、今回はマニュアルモードで露出を決めました。次のような方法です。

1.最初はいつものようにカメラを絞り優先モードにしておく。(補正無し。)

2.コスモスが咲いているところを上から撮るようにカメラを構える。(空を入れないように、立って構える。)

3.シャッターを半押しし、そのときの絞りとシャッタースピードを覚える。

4.カメラの露出モードをマニュアルモードに変更し、3.で覚えた絞りとシャッタースピードに設定する。

5.這いつくばって、空を背景に構図をセットし、シャッターを押す。

6.念のため、シャッタースピード(又は絞り)を上下に半段ずつずらして撮っておく。

 

 つまり、コスモスを上から見たときの露出と同じ露出で、コスモスを下から見て撮るということになります。曇り空のときには光がよく回って、花びらを上から見たときと下から見たときの明るさが同じくらいになるので、この方法でまずまずの明るさになります。(直射日光が当たっているときはこの方法ではうまくできないのではないかと思いますが、そのような条件では試したことがありません。)

 3.のところでシャッターを半押しにするときには、直後に実際に撮るときのことを考えておきます。上の写真の場合はできるだけ全体にピントを合わせようと思いました。三脚を使えるような状況ではなかったので、手持ちでぶれないシャッタースピードの範囲で絞り込もうとしたのです。絞りをf16にしたところ、シャッタースピードが1/30秒になりました。24mmの広角レンズだったので、これくらいで充分だと判断しました。

 この方法も万全ではありませんので、6.に書いたように露出をずらして2〜3枚撮っておいたほうが無難です。私は、絞りをf16にしたまま、1/45秒でも撮っておきました。 

 というわけで、ちょうどよい明るさでキバナコスモスの花を撮ることができました。しかし、構図がごちゃごちゃしてしまったのと、ファインダーを覗いていたときは気付かなかったのですが、人が左下に写り込んでしまいました。なかなかうまくいきませんね。