構図の研究

2000.10.14 up 

 

コスモスを撮りに行きました。

前ボケを使ってコスモスの花を柔らかく撮ってみようと思い、下の2枚の写真を撮りました。

 どちらも同じコスモスの花を撮っていて、

ほんの少しカメラの位置(高さ)とアングルを変えて撮っています。

100〜300mmのズームで、ほとんど300mmに近い焦点距離で撮っています。

カメラと花との距離は、このレンズの最短撮影距離である1.5mくらいで、

レンズのすぐ前に別のコスモスの花を入れて、前ボケにしています。

 

 

さて、どちらが良いでしょうか。以下に、私の考えを書きます。

 

どちらかと言うと、右側のBの方が普通の構図だと思います。

花が咲いている方向、この場合は上の方向に余裕を持たせた方が落ち着きます。

そのことによって、じゃまな茎をできるだけ見せないこともできます。

このような意味で、Bが一般的ですし、花を中心に見せようとすればBです。

しかし、Bは、なんとなくありふれた構図のようにも思えます。

 

これに対して、Aは、コスモスが高く上に伸びていて、

前ボケの上に浮かんでいるような雰囲気を出すことができたように思います。

そして、前ボケのおかげで茎が気になりません。

下部には、うっすらと蕾が写っていて、広い下部が全く意味のない空間になっているわけでもない。

(一応、蕾の位置にも気を使って撮影しました。)

 

というわけで、今回は、左側のAを、コスモス5としてUPすることにしました。

 

なお、実際の撮影のときには、Aを先に写しました。

その後で、念のためにオーソドックスなBも撮っておいたのですが、

結果的に第一印象で撮ったAが優ったように思います。