D−1.ネガフィルムとリバーサルフィルム
カメラのフィルムには、ネガフィルムとリバーサルフィルム(スライド用のポジフィルム)とがあります。一般におなじみで、よく使われるのはネガフィルムです。でも、プロのカメラマンはリバーサルフィルムを使うことが多いようです。私もリバーサルフィルムを使ってみて、その色合いの美しさを知りました。風景や花の写真にはリバーサルフィルムの方が適しているように思います。セルネフの写真館に載せている写真のほとんどは、リバーサルフィルムで撮ったものです。
この2種類のフィルムを比較すると、次のようになります。なお、値段を比較すると、リバーサルフィルムからスライドにするだけならあまり違いませんが、スライドからプリントすると高くなります(通常サイズで1枚130円くらい)。
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実際の色とは反対の色(フィルムを見ただけでは、何が写っているのかわかりにくい。プリントされると実際の色と同じような色になる。) |
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一般に発色が柔らかい。 プリントの出来によって色合いが変わるので、実際と同じ色を再現するためには、プリントを頼むときに細かな指示が必要。 |
発色がクリアである。(プリントすると少し硬めの色合いになりますが、それが効果的な場合もあります。) 実際と同じ色を再現しやすい。(フィルムの種類によって多少の違いはあります。) |
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撮影の時に露出が狂っても、ある程度はプリントのときに調整可能なので、カメラの自動露出に任せることができる。 |
撮影のときに露出をしっかり調整する必要がある。カメラの自動露出に完全には任せられないので、撮影者が露出を補正する必要がある。 |
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コンビニや駅の売店など、どこでも売っている。 |
カメラ専門店や写真屋さんにしか売っていないので、旅行先で手に入りにくいこともある。 |
ネガフィルムしか使ったことのない人が多いと思います。そんな人も、一度はリバーサルフィルムを使ってみることをおすすめします。ネガフィルムでは経験できなかったものが得られるかもしれません。
使ってみて、どちらが自分の好みにあっているか、判断してはどうでしょうか。どちらのフィルムを使うかは、結局のところ使う人の好みの問題だと思います。
D−2.フィルムの感度
それから、フィルムの感度(ISO)にもいろいろあって、普通は、ISOが50、100、または400のものを使うことが多いと思います。
ISOが大きいほど感度が高いので、少ない光の量で撮れるようになり、シャッタースピードを速くして撮ることができるのでブレを防ぐことができます。しかし、ISOが大きくなると、フィルムの粒子の細かさが劣ってしまい、画質が荒くなります。
そこで、画質を優先する場合には、ISOの小さな低感度のフィルムを使います。ただし、この場合には、シャッタースピードが遅くなりがちなので、ブレに注意する必要があります。
※フィルムの大きさもいろいろありますが、「一眼レフカメラについて」のところで書いたように、ここでは、もっとも普及している35mmフィルムについて書くことにしています。