どんなカメラでも花の写真を撮ることができますが、少しでも良い写真を撮ろうと思ったら、一眼レフカメラをおすすめします。一眼レフカメラには、コンパクトカメラと比較して、次のような長所があります。
- 一眼レフカメラはレンズを取り替えることができるので、いろいろな種類のレンズを使うことができます。普通は標準ズームレンズや望遠ズームレンズを最初に揃えますが、花の写真を撮るためには、近くのものを接写できるマクロレンズもあるといいと思います。
- レンズの絞りやシャッタースピードを自由に設定することにより、いろいろな表現が可能になります。例えば、口径の大きなレンズで絞りを開けて写すと、背景をぼかして、被写体を浮かび上がらせることができます。これは普通のコンパクトカメラやデジタルカメラでは味わえないものだと思います。
- ファインダーから見た映像はレンズを通ってきたものなので、そのままフィルムに写ります。そのため、レンズの絞りの効果やフィルターの効果を確認しながら撮ることができます。(コンパクトカメラの場合のファインダーから見る映像は、レンズを通ってフィルムに届く映像とは、似ているけれども違うものです。)
- 露出を補正することにより、正しい露出で写真が撮れます。逆に、意図的に暗い写真や明るい写真を撮ることもできます。(一眼レフカメラの中にも、特に安価なものでは露出補正ができないものもあります。それから、コンパクトカメラでも、高価なものはできるものがあります。)
デジタルカメラは、パソコンに簡単に画像を取り込むことができるので、とても便利です。画質もどんどん良くなってきていて、最近は、一眼レフタイプのデジカメも発売されています。しかし、私はデジカメについてはあまり知りませんので、ここでは触れないことにします。
念のため、一眼レフカメラの短所も書いておきます。
- 大きくて重いこと。カメラやレンズの種類にもよりますが、どうしても大きくて重くなってしまいます。ちょっとした旅行に行くときも、持っていくかどうか悩んでしまいます。
- パソコンに画像を取り込むのが面倒です。この点に関しては、やはりデジタルカメラにかないません。
- やはり、コンパクトカメラと比較すると費用がかかります。レンズをたくさん揃えようとするとまたお金がかかります。
一眼レフカメラを最初に買うときは、あまり高級なものは必要ないと思います。どちらかといえば、カメラ本体よりもレンズの方にお金をかけるべきです。
私がメインで使っているのは、ミノルタα507siというカメラです。高級なカメラではなく、一眼レフカメラの中では低価格ですが、自分にとって必要な機能は揃っています。(その後2002年12月にミノルタα7というカメラを購入)
それから、一眼レフカメラと言っても、使うフィルムの大きさによっていくつかの種類に分けられるのですが、ここでは、もっとも普及している35mmフィルムを使った一眼レフカメラについて話を進めます。普通に売られているフィルムが35mmフィルムです。このフィルムを使うカメラ以外に、もっと大きなフィルムを使う中判カメラや大判カメラがあります。フィルムが大きいと画質がとても良くなります。しかし、カメラはますます大きくなり、値段も高くなります。逆に35mmフィルムよりも小さなフィルムを使うAPSカメラも売られています。コンパクトカメラよりも小さいので、携帯に便利です。