9と10
初めてアスティア100Fというフィルムを使ってみました。製造している富士フィルムの説明によれば、「究極の肌色再現を求めた世界No.1超微粒子フィルム。柔らかな階調表現と透明感のある色再現はポートレート写真分野において、その性能をいかんなく発揮します。」ということなので、もともと人物の撮影に向いている写真なのですが、KENさんがアスティアで撮ったチューリップの美しさにも刺激され、今年のコスモスはアスティアで撮ってみました。
9番の写真は、このフィルムの特徴がよく現れていて、とても柔かな色合いになりました。ほかのフィルムとは一味違っていると思います。
10番のような写真はこのフィルムはあまり得意ではないと思いますが、途中でフィルムを換えるのは面倒だったのでそのまま撮りました。コントラストが強くなりすぎず、すっきりした発色だと思います。(手前の二つの大きな花のうちの右側の花に太陽を隠して撮っています。)
私が一眼レフカメラで最初に撮った花は、ピンクのコスモスでした。望遠ズームで覗いてみたら、背景がボケて花が浮かび上がるようで、とてもきれいに見えました。それまで使っていたコンパクトカメラでは見ることができなかった映像です。コスモスは、私が写真の世界にはまるきっかけとなった花です。
1999年から、毎年秋になると昭和記念公園にコスモスを撮影に行っています。公園の奥のほうにあるコスモスの丘には、下の写真のようにたくさんのコスモスが咲きます。