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1 利用者の時間に合わせた介護

 利用者本人が自分のペースで一日の時間を作り、自宅での生活のように自己決定を行うことで自立心を持続していく。また、そのペースの中にホームでの生活という規律性も両立していくことで社会性も同時に取り入れた生活をサポートする。

平成16年度グループホーム敷島荘事業計画

 グループホームも発足から3年が経過し、9名の利用者も家庭的な雰囲気の中で、痴呆症状も落ち着き、安定した日常生活を送っている。少人数ケアでその人に合った生活を送ることにより痴呆の症状が改善したとの調査結果もある中で、平成16年度は、3年間の実績を踏まえ、さらに生活の質を追求するとともに、利用者一人ひとりに合わせた時間でサービスの提供に努めていく。

2 職員資質の向上

 利用者一人ひとりに適した介護支援計画を策定し、自立・機能維持・残存能力の活用を行う。日常生活において、本人の時間を大切に自己決定を尊重していくことを基本とし、職員が利用者のペースに合わせた介護を行う。