Japanese only



Disc One
1. Firebird Suite [01:26] 
2. Parallels [06:13] 
3. I've Seen All Good People [07:08] 
4. Close To The Edge [20:59] 
5. Wonderous Stories [04:17] 
6. Colors Of The Rainbow [01:11] 
7. Turn Of The Century [08:33] 
8. Tour Song [03:41] 
9. And You And I [09:55] 
Disc Two
1. Cosmic Mind Jam / Going For The One [08:33] 
2. Flight Jam [05:01] 
3. Awaken [17:23] 
4. Yours Is No Disgrace [13:38] 
5. Roundabout [09:40] 
Sporthalle, Cologne GERMANY Nov 29th 1977

Jon Anderson (vocals)
Steve Howe (guitars, vocals)
Chris Squire (bass, vocals)
Rick Wakeman (keyboards)
Alan White (drums)

1977年のアルバム『究極』発表に伴うツアーは7月30日のオハイオ公演を皮切りに12月6日のパリ公演まで北米、ヨーロッパを舞台に繰り広げられた。本作はツアーも大詰めに差し掛かった11月29日のドイツケルン公演をオーディエンス録音にて収録したもの。多少のカットはあるがセットリスト全曲を収録している。

前作『リレイヤー』と次回作『トーマト』のツアーは高音質のサウンドボードが多数あるのに本ツアーと『海洋地形学の物語』のツアーは不思議とサウンドボード音源がない。オフィシャル音源もあるはずなのでぜひ発掘してほしい。

音質はこの時期のオーディエンスにしてはクリア、特にギターとヴォーカルがいい。3声コーラスがちゃんと聴き分けられる。ギターも前面に出ており、STEVE HOWE のファンにはおすすめだ。特に[disc1](4)でのギターソロはこの時期が一番長く暴れまくっており、鬼気迫るものがある。

[disc1](2)のキーボードソロの最後でオフィシャル盤『イエスショウズ』と同様 CHRIS SQUIRE のベースが走ったあげくにドラムスがついていけなくなってウラで入るフレーズがオモテになってしまっている。ウラのフレーズが苦手なのか、自分の曲なので気合を入れすぎたか…。

2度目の来日公演のアンコールで「スーン」に手拍子が入ってあきれた覚えがあるが、本作でも[disc1](4)の中間部の静かなところで手拍子が入っているのには驚いた。日本人だけの恥ずかしい体質ではないようだ。