Japanese only



Disc One
1. Firebird Suite [00:43] 
2. Siberian Khatru [09:31] 
3. Rhythm Of Love [06:51] 
4. America [10:14] 
5. Open Your Eyes [05:02] 
6. And You And I [12:12] 
7. Heart Of The Sunrise [11:01] 
8. Mood For A Day [03:55] 
9. Corkscrew [02:41] 
10. Clap [05:11] 
11. From The Balcony [04:07] 
12. Wonderous Stories [04:02] 
Disc Two
1. Polonaise / Igor Khoroshev Solo [04:52] 
2. Long Distance Runaround [04:09] 
3. Whitefish / Tempus Fugit / Alan White Solo / Ritual [10:35] 
4. Owner Of A Lonely Heart [06:15] 
5. The Revealing Science Of God [22:17] 
6. I've Seen All Good People [07:38] 
7. Roundabout [09:06] 
8. Starship Trooper [13:47] 
Spodek Hall, Katowice POLAND 27th Mar, 1998

Jon Anderson (vocals)
Steve Howe (guitars, vocals)
Billy Sherwood (guitars, vocals)
Chris Squire (bass, vocals)
Igor Khoroshev (keyboards, vocals)
Alan White (drums)

'97年から'98年にかけてのYESはビジネス的にかなりつらい状態だったと思われる。黄金時代のメンバーでの「奇跡の復活」は長続きせず、大方の予想通りリックウェイクマンが脱退。『トーク』ツアーでの初のサポートメンバーでもあったビリーシャーウッドを正式メンバーに迎え、後に正式メンバーとなるロシア人キーボーディストのイゴールコロチェフをサポートとして『オープンユアアイズ』を発表してツアーをスタートしては見たものの、わずか数千人規模の会場でツアーを行っていた。しかしセットリスト的にはトレヴァーラビン在籍時の[disc1](3)、[disc2](4)なども披露されるなどおもしろい構成になっている。

本作はヨーロッパツアー中盤のポーランド公演をサウンドボードで収録している。[disc1](5)のイントロでカットあり、放送用音源のようで、音質は抜群。 きわめてクリアな音質で演奏を楽しめる。特に聴き所はトレヴァー抜きながら2人のギタリストとキーボーディストのソロが楽しめるノリノリの[disc1](3)、ド迫力のベースサウンドが楽しめる。[disc2](3)だ。

正式はメンバーのはずだったビリーシャーウッドだがライヴではほとんど活躍の場を与えられず、バックステージでもジョンアンダーソンにいじめられ、兄貴分のクリススクワイアのフォローもなく、不遇の毎日を送っていたらしい。33歳の「若造」には居心地の悪いバンドだったようで、『ラダー』ツアー後脱退してしまった。

この音源は"Katowice 1998"というタイトルでも出回っている。音質は同レベル。[disc1](5)のイントロがカットされているところも同じなので同じ音源を使っているものと思われる。