Japanese only



Disc One
1. Rhythm Of Lov [6:46] 
2. Hold On [7:43] 
3. Heart Of The Sunrise [11:16] 
4. Big Generator [6:13] 
5. Changes [8:18] 
6. Shoot High Aim Low [9:25] 
7. Holy Lamb [3:52] 
8. Tony Kaye Keyboard Solo [1:04] 
9. Solly's Beard [4:58] 
10. Make It Easy / Owner Of A Lonely Heart [6:23] 
Disc Two
1. Yours Is No Disgrace [11:59] 
2. Donguri Koro Koro [1:43] 
3. Nous Sommes Du Solei / Amazing Grace [4:07] 
4. And You And I [11:14] 
5. Wurm [15:15] 
6. Love Will Find Away [4:08] 
7. I've Seen All Good People [8:01] 
8. Roundabout [7:56] 
Yoyogi Olympic Pool, Tokyo Japan 7 April 1988

Jon Anderson (vocals)
Trevor Rabin (guitars and vocals)
Chris Squire (bass and vocals)
Tony Kaye (keyboards)
Alan White (drums)

1983年に奇跡の復活を遂げ、[disc.1](10).で全米ナンバー1ヒットを勝ち取ったイエスだがこのラインナップでの2枚目のアルバムリリースはなんと4年後だった。メンバー間の軋轢からレコーディング途中の『ビッグ・ジェネレーター』は1年近く放置されたらしい。

ようやく日の目を見たアルバムをフィーチャーしたワールドツアーでイエスは15年ぶりの来日を果たす。本作はその2度目の来日の東京最終日にあたる4月7日をオーディエンス録音で収録さしたもの。オーディエンスとしては普通の音質だがステージの熱気は伝わってくる。観客の歓声はそれほど耳障りにはならない。会場で体験した人にはたまらない作品だろう。

キーボードプレイヤーがオリジナルメンバーのトニー・ケイということで旧作品は『サード・アルバム』からの選曲が多いが、どうしてもはずせなかった[disc.1](3).、[disc.2](4).(8).ではトニーは自分の後任のリック・ウェイクマンが弾いた曲を弾くことになる。もともとオルガン志向の強い彼が自分の味を出そうとすればするほどリックの派手なキーボードに比べると貧弱な印象を与えてしまう。特に[disc.1](3)のピアノヴァースはなぜオリジナル通りに弾かないのか聴くたびに違和感を感じる。この来日のあと、ジョン・アンダーソンはイエスを脱退しABWHを結成。イエスの「南北朝時代」が始まる。[disc.2](2).はトレヴァー・ラビンのギター伴奏付。[disc.2](3).はベースのみの演奏。