Japanese only



Disc One
1. Firebird Suite [0:09] 
2. Siberian Khatru [10:18] 
3. America [10:48] 
4. In The Presence Of [11:39] 
5. We Have Heaven [1:09] 
6. South Side Of The Sky [9:48] 
7. Revealing Science Of God [23:52] 
8. Leaves Of Green [4:47] 
9. The Little Galliard [2:02] 
10. Tour Song [1:35] 
11. Show Me [3:42] 
Disc Two
1. Wakeman Solo [6:30] 
2. Heart Of The Sunrise [12:07] 
3. Magnification [7:28] 
4. Don't Kill The Whale [5:02] 
5. Whitefish [10:50] 
6. Awaken [18:09] 
7. Roundabout [7:15] 
8. Yours Is No Disgrace [12:31] 
Tweeter Center, Camden USA 8 August 2002

Jon Anderson (vocals)
Steve Howe (guitars and vocals)
Chris Squire (bass and vocals)
Rick Wakeman (keyboards)
Alan White (drums)

2002年北米ツアー第1レグの中盤をサウンドボードでノーカット収録した作品。全盛期は一万人以上のキャパシティの会場を常に回ってきたイエスも最近では2000人程度の会場でライヴを行うことも珍しくない。そんな中この会場は2万5千人を収容するホールだ。

サウンドボードといってもリリース目的の録音ではないようだ。モノラルで高域がこもりがち。各楽器の分離、バランスは良好。特にスティーヴのクセのあるギターを聴きたい向きには絶好の一枚かもしれない。

[disc.1](10).の前半は欠落していた見えてオーディエンス録音できれいに繋いでいる。ところがこの音源がステレオで極めてクリアに収録されている。ぜひ全長版のリリースを期待したい。[disc.1](4).のイントロは去年の「シンフォニック・イエス・ツアー」では珍しくアラン・ホワイトがピアノを弾いた。スタジオ版のピアノも彼なのだからあたりまえといえばあたりまえなのだが、彼のファンにはうれしい演出だった。今回のツアーではリック・ウェイクマンに全面的に任せている。スタジオのシンプルなピアノが彼にかかるとたちまち装飾音たっぷりのリック節になるから面白い。

サウンドボード録音だと[disc.1](5).(6).でコーラスにテープを使ったのがバレバレ。10月24日から始まったツアー第2レグでは[disc.1](3).と[disc.1](7).が落とされて「スターシップ・トゥルーパー」と「危機」にさし替わってしまった。来日公演ではぜひ復活させてほしい。