Japanese only



Disc One
1. Firebird Suite [3:29] 
2. Siberian Khatru [10:31] 
3. Rhythm Of Love [7:14] 
4. Yours Is No Disgrace [13:59] 
5. Open Your Eyes [6:54] 
6. And You And I [11:56] 
7. Heart Of The Sunrise [12:13] 
8. The Little Galliard [1:05] 
9. Mood For A Day [3:18] 
10. Ram [3:27] 
11. Clap [4:24] 
Disc Two
1. Akatombo [1:29] 
2. Wonderous Stories [4:59] 
3. Long Distance Runaround [4:19] 
4. Whitefish / Tempus Fugit [4:35] 
5. Alan White Drum Solo / Ritual [5:19] 
6. Owner Of A Lonely Heart [6:03] 
7. Close To The Edge [22:05] 
8. I've Seen All Good People [9:49] 
9. Roundabout [11:19] 


Jon Anderson (vocals)
Steve Howe (guitars and vocals)
Billy Sherwood (guitars, vocals)
Chris Squire (bass and vocals)
Igor Khoroshev (keyboards, vocals)
Alan White (drums)

1998年イエスは3年ぶりの来日を果たした。結成30周年というふれこみだったが東京公演の会場が3000人規模の渋谷公会堂だったのにちとショックを受けた記憶がある。その前の『トーク』ツアーが武道館だったのに比べてずいぶん格下になっちまったもんだと思った。もっとも武道館も空席はずいぶん目立った。本作はジャパンツアーの埼玉公演をオーディエンス録音で収録したもの。周りの客の拍手がパチパチちゃんとはいってるあたりソースのジェネレーションは若い。会場の雰囲気はリアルに楽しめる。録音場所の関係なのかちとスティーヴのギターが遠い感じがする。80年代のメンバーがいないわりに90125イエスのレパートリーが2曲もセットリストに入っているのは当時2人在籍していた若いメンバーの影響なのだろう。意外にもその曲にかかわっていないスティーヴ・ハウが積極的にリフやソロに参加しているのがおもしろい。なんだかんだ言ってけっこうあの手の曲も好きなのかもしれない。[disc.2](6).など元のジジイどもだけ残った「シンフォニックツアー」でも演奏したほどだ。[disc.2](1).は毎度おなじみジョンちゃんの童謡シリーズ。前回の来日では日本側スタッフが「おうまのおやこ」をいくら教えてもつき合い始めたばかりの今の奥さんに腑抜けにされてろくに覚えなかったが、それに比べてしっかり覚えていて驚くほどちゃんと歌っている。今年の来日は何を歌ってくれるか楽しみだ。