Japanese only



1. Close to the Edge [18:50] 
 i. The Solid Time of Change 
 ii. Total Mass Retain 
 iii. I Get Up I Get Down 
 iv. Seasons of Man 
2. And You and I [10:09] 
 i. Cord of Life 
 ii. Eclipse 
 iii. The Preacher the Teacher 
 iv. Apocalyps 
3. Siberian Khatru [8:57] 
Produced by YES & Eddie Offord

Release date: 13 September 1972

Jon Anderson (vocals)
Steve Howe (guitars and vocals)
Chris Squire (bass guitar and vocals)
Rick Wakeman (keyboards)
Bill Bruford (drums and percussion)

YESどころか70年代ロックの最高傑作と呼んでもおかしくない作品。

リズム/リードの枠にとらわれないバッキングともソロともとれない絡み合う演奏をバックに直線的なボーカルが突き抜ける「The Solid Time of Change」など鳥肌ものであります。BILL BRUFORDはこのアルバム、いやこのタイトル曲のためにYESに在籍していたといっても過言ではないでしょう。これまでのロックバンドにおけるリズムセクションの概念を完全にくつがえす名演奏だと思っています。

(1).-iii.でJON ANDERSONの後ろで別の歌詞を歌うCHRIS SQUIREとSTEVE HOWEのコーラスが聴けますが、最近入手したデモ音源を聴くと、下を歌っているSTEVEのフレーズが最初にできていて、それにCHRISが上のパートを作って入れたようです。

このアルバムを録音後、BILL BRUFORDは断片的な演奏のテープをつないで曲を作る作業に嫌気が差して、メンバーの即興演奏を重視するKING CRIMSONへの移籍を決断しました。

アルバム発売に伴うプロモーションツアーには帯同することをBILLは申し出ますが、バンドはそれを断り、ALAN WHITEに参加を要請。

ALANはほぼ1週間でバンドのセットリストをマスターしてツアーに参加しました。

ただ、テープのつぎはぎで作られた18分のタイトル曲をステージで通して演奏することにはメンバーもかなり苦労したらしく、ツアー冒頭のセットリストにはタイトル曲は入っていません。

ALAN WHITEはステージで演奏するためのアレンジへの貢献を認められて、本来BILLが受け取るはずの印税の半分をもらっているそうです。

このアルバムは当初2枚組で、もう1枚はライブ音源であるとアナウンスされました。
その収録予定の音源の一部がおそらく次の YESSONGS に収録されたものと思われます。