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白内障は治らない病気ではありません
肝臓や胆のうとそれに関連した背骨を正しく整えることと気持ちの切り替えがポイント
この度、健康雑誌「はつらつ元気」6月号に取材記事が掲載されました。
このことにちなんでホームページにも記事を載せることにしました。
いくつかの改善のコツを上げてみます。
1.肝臓のケアーをしよう
-1- 「あっ、見えた!治った!」
雑誌にも書きましたが眼と肝臓は思いの外、関連があります。
記事になりましたように、ある日突然、視界が白くぼやけてしまい、
奥さんに付き添ってもらってやって来た人は肝臓を整えたらその場で全く普通の状態に戻りました。
眼を開けて「あっ、見えた!治った!」そうおっしゃったのをよく覚えています。
もちろん私は眼には触っていません。
付き添いで来た人は眼をまん丸くしてました。
この人のケースは原因がハッキリしていました。
強度の心理ストレスが原因でした。
白状しました。怨念レベルだと。
でも、なぜかその後は大丈夫だったみたいです。
白内障は肝臓の異常興奮が伴います。
これを沈静化させる必要があるのです。
はらわたが煮えくりかえるような怒りの感情とか
長期間うっ滞した悪想念は肝臓が中和する傾向があります。
元々、肝臓は毒の処理をしている血液の浄化槽と栄養の保管庫を兼ねています。
この人の場合は感情の問題が焦点だったのです。
察するところ家族の方はその方が不幸不運に見舞われてストレスにあるはずの状況を
知ってはいたのですが「怨念」というような実質的な状態は把握していなかった模様です。
余談になりますけど、本当に精神的に大変で危機的な時には
一度感情が表に出るなり、聞き役が存在した方が良いようです。
転んだりして強い打撲があった場合に問題になるのは回りに人がいたかどうかです。
回りに人がいた場合の方が打撃、衝撃が重くならないことを野口整体では手で確かめて認知しています。
それは多くの臨床やアクシデントのケアーに役立っています。
人の気配にはそういう力があることを覚えておいた方がよいでしょう。
「悪心を中和する肝臓が白熱状態になって視界が白くなる」というと
科学的な表現ではないのですけど、眼には肝臓との相関があることは注意すべき事実です。
-2- なぜ肝臓が興奮して不調になるか?
その他の原因としては最も多いのが過食です
●過食
過食は肝臓の異常を招きやすいことは現代の生活では心得ておかねばなりません。
過食といってもかなり病的な依存症レベルのものもあれば、
何気なく慢性的に過食になってしまっているケースもあります。
食べ過ぎたといっても、食欲不振の時には食べないという素直さを
大事にできるのであれば問題がないというだけでなく、肯定的にバランスが取れます。
食欲が無いというのは体の正当防衛だからです。
そもそも胃腸が弱ると肝臓が興奮しやすくなります。
内臓も筋肉で出来ているので使いすぎれば疲れて弱るのです。
丈夫な胃腸は少ない食べ物から沢山の栄養を吸収することが出来ます。
その上、体に良くないものを摂ると下痢や嘔吐を起こして排泄に回す力が高いです。
ところがこれが皮肉なことに、過食に傾くと栄養を
捨てる作用を高めて過剰栄養状態から身を守ろうとするのです。
糖尿病で余った糖分を血中に出すのがそのよい例でしょう。
つまり体としては吸収力を落として排泄を高めようとし、
栄養を摂らない方力を高めようとするのです。
それなのに胃腸を休めないで酷使して、結果的にはどこか体が落ち着かなくて、
またもの足らなくて余計に過食になる人が多いです。
そういう生活が積算されるとどうしても肝臓も異常興奮するのです。
糖尿病を患いながら白内障を患う。
この傾向があるようでしたら食生活の流れを変える必要性があることを考えなければならないでしょう。
断食とか極端なことを考えないで休憩という残業手当を消化器に提供する工夫を大切にしましょう。
-3- 白内障その他の眼の関連部位
次の図のように眼には症状に応じて整える箇所があります。
整体流のやり方で緊張を解いたり、弛緩したところは引き締める必要があります。
関連した脊椎の箇所に心理緊張を現すサインが出ていると、
心身セラピーをやって経過が良いときにその箇所に必ず肯定的な変化を確認することができます。
心の状態(脳の状態)が背骨に表現されると言うことです。
注意1.
白内障に関して線を色分けしています。
ピンクと青では刺激を全く逆にしなければなりません。神経の働きが逆だからです。
むやみやたらと背骨をポキポキやるのはいけません。
ましてや首をポキポキするのは絶対やってはいけません。危険極まりない。
あと、白内障には胆汁分泌からくるものと、
肝臓の中でビタミンC不足が原因するものとのケースもあるようです。
背骨観察からの見極めが大事です。
注意2.
涙腺が機能しなくなって「泣けない!」と困っているフランス人がいました。
ここに書いてある調整点で治り、泣いて喜んで下さいました。
こういう単純な操作で改善することもあります。