猫ヒゲ・２００１年の人気猫予想！

「総評」新しいミレニアムの幕開けでしょうか？？
昨年度は10年続いたアメリカンショートヘアーの一番人気に陰りが出てきて、思い切って「猫ひげランキング」ではメインクーンを人気ＮＯ１にランクしましたが、今年度は、その傾向が明らかになったようです。
アメリカンは街中の潜在数においては、まだまだ数の多い猫種ですが、少なくともキャットショーの世界ではリーダーシップの乱れから敬遠される猫種になりつつあります。
人気急上昇のメインクーンは、やはり体の大きなことと性格の良さが決め手のようです。
ここ数年、トップの座を巡って猫の輸入が目立つロシアンブルーも、いかにして底辺を広げるかを忘れているようで、どこかで伸び悩みそうな気もします。
アビシニアンはマイペース、まあ根深い人気なのでしょう。
ペルシャは、バイカラーやソリッドの活躍で、見直されています。同じようにシャム猫、オリエンタルが一気に人気を得るかもしれません。

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第１位

ブラウン・タビー

　メインクーン　キャット
　
がっしりした大きな体格、シャギーな毛質、優しい性格。
ミレニアムのスタートは、メインクーンが他の猫種を大きく離して、ＮＯ１の座に輝くでしょう。

世界でも有数の種オスが次々に輸入されている状況からも、人気は広がりつづけています。

　第２位

シルバータビー（クラシック）
白いアンダーコート、シルバーの地色、タビーマークはブラックで濃くはっきりして、とても印象的です。目色はグリーン。

　アメリカンショートヘアー　　

　　日本猫にも似た親しみやすい顔立ちと体型なのに、血統猫の魅力にあふれています。雲形のクラシックな縞模様はシルバーから始まってシルバーに人気が集まる。
１９９０年代の圧倒的なＮＯ１の猫種で、まだまだ根強い人気を持っていますし、新しいブリーダーも数多く育っています。

　小さな部分にこだわらない、誰が見ても美しい毛色の猫、新しい組み合わせによる新しいタイプのスター猫の登場が望まれます。

　第３位

　ロシアンブルー

青灰色のダブルの被毛は毛先が銀に光ります。
エメラルドよりも美しい濃いグリーンの丸い目が魅力。優秀な猫も次々に輸入されて、人気度だけならアメリカを超えています。

そろそろ国内産の優秀猫の登場が望まれます。スタンダードを繰り返し読んでください。

　第４位

ラディ（赤褐色）

　アビシニアン

野生的な美しさなのに、近代的なスマートさにあふれた、利口な猫、声の小さいことからマンションキャットと呼ばれ、アメリカでも日本でも人気の安定した猫種です。

スタンダードを学べば学ぶほど難しくなる、交配の組み合わせを考えれば考えるほど難しくなる。それがチャレンジ精神に火をつけます。
数多くのタイプの異なる優秀な猫たちが輸入されていますが、日本の国内において、米国産を圧倒するようなオリジナルなタイプを繁殖するのが、ブリーダーの夢でしょう。

　第５位　　　　　　
　ペルシャ　　１，キャリコ＆バイカラー　　　２，ソリッド
　　　　　　　　　　３，ヒマラヤン　　４，シルバー＆ゴールデン
　人気が低迷していたペルシャ猫の復活が著しいようです。
一般の猫好きにはヒマラヤンはヒマラヤンとして、チンチラはチンチラとして、別の猫種と思われているようですが、血統猫の世界では「ペルシャ猫」のカテゴリーとして経路の部門に分かれています。

キャリコ＆バイカラー