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スコティッシュの発祥は、1961年、スコットランドの田舎の農場の納屋で発見されました 「珍しくて可愛い耳折れの猫・スゥージー」から始まります。 想像するところ、この農場は隣近所からも遠く離れて、ここに住む猫たちは親であれ兄弟であれ自然の中で自由に交配していたのでしょう。 そして、近親交配の結果(奇形)として生まれたのが「スゥージー」です。 このため動物の遺伝学にうるさいイギリスでは、このスコたちを血統猫とは認めませんが、この子孫たちはアメリカに渡って、その愛らしさで人気を集めました。 しかし、最初の頃は、尻尾や足指、内臓疾患などの奇形の子猫が誕生するのに悩まされました。 そして、遺伝学や獣医学に基づいた「スコティッシュフォールド・繁殖のプログラム」が作られたのです。 |
スコティッシュフォールド・繁殖の条件 |
基本的な繁殖の条件は、 1,健康な猫であること。(性格と健康) 2,尻尾や足指に、少しでも異常のある猫は 繁殖に使わないこと。 3,折れ耳同士の組み合わせはしないこと。 (常に・折れ耳には立ち耳を!) 4,アメリカンまたはブリティッシュとの 異種交配を心がけること。 もちろん、スコのブリーダーならご存知と思いますが、上記の条件を守れる人だけがスコの繁殖に取り組んでほしいと思います。 なぜなら、新しい猫愛好者の大半は、耳の折れ方だけを大切に考えるようで、子猫が成長するにつれて、ひざの関節(特に後肢のひざ部分)が腫れたりして歩けなくなったりして、 痛いよ!痛いよ! と泣き続けるのです。 相談されても、答えがありません。 「安楽死をしてあげてください」と、 お話すればよいのでしょうか?? 全てのブリーダーは、子猫の誕生、人為的な生命の誕生に責任を持たなければなりません。 もし、両親がCFAチャンピオンであるスコティッシュがキャットショーに出陳されるとしたら、両親猫がCHと云うことは、すなわち耳折れ同士の組み合わせであろうと考えられます。(アメショーやブリテイッシュとの異種交配は除く) これはスコの繁殖において、とても重大な問題を提起していると思います。 この愛らしいスコティッシュを多くの人々に広めるためにも、皆でもう一度考えましょう。 一緒に勉強しましょう。 |
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寝ていたはずの折れ耳が、ある日、ある時、突然に立ってしまうことがあります。 それは次のような条件のときです。 1,高温多湿(日本の梅雨から夏にかけては要注意です) 2,猫に大きなストレスがかかったとき。(スコには優しくしてね) |
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