血統猫の目型について |
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■血統猫の目の形には丸型、アーモンド型、楕円形の3つに大別できます。日本猫は楕円形に入りますが、混血猫はいろいろな形をしています。 |
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■山猫(小型)の目は、自然の山や林の中の生活に適したように、必要以上に大きかったり、出目であることはありません。しかし、血統猫は人々が「可愛らしさや美しさ」を追求するときに、しだいに大きな目が求められるようになりました。 |
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■血統猫は目の大きさは基本的に大きいほうが良いとされますが、「まん丸できくて飛び出したような目」の代表はペルシャ猫とエキゾチックです。反対に、シャム猫系の猫種は「アーモンド形で中位の大きさ」とされ、丸くてとキョトンとして見えます。 |
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■このように血統猫を比べてみると、目の形は品種によっていろいろな形をしていますが、頭蓋骨形の目の部分は、どの猫もほぼ似たようなもので、丸くくり貫かれていますし、眼球もほぼ丸いものです。そこに筋肉や皮膚などが重なって、「いろいろな目の形」を作っています。 |
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目の形の分類(血統猫) |
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目の形 |
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■まん丸でより大きい | 「まん丸でより大きいほうが良い猫種は、頭蓋骨も顔形もまん丸で、口元も短いのが特徴です」 ブリティッシュSH、バーミーズ、デボンレックス、エキゾチック、マンクス、ペルシャ、スコティッシュフォールド。 |
■やや丸形で、より大きい | コラット。 |
■まん丸で、やや大きい | 「まん丸で、やや大きい猫種」は、ボンベイ、 シャルトリュー、 ロシアンブルー。 |
■やや丸形で、やや大きい | 「やや丸形で、やや大きい猫種は、丸すぎたり、大きすぎるのは行けません」 アメリカンカール、 アメリカンSH、 アメリカンワイヤーヘア。 |
■大きく見開かれている | 「丸ではないが大きく見開かれている猫種」は、 メインクーンキャット、ターキッシュバン。 |
■アーモンド形で、大きい | 「アーモンド形で、大きいほうが良い猫種は、決して、目が飛び出してはいけません」 アビシニアン、エジプシャン、オシキャット、 シンガプーラ、ノルウェイジャンフォレストキャット、 ソマリ、 ターキッシュアンゴラ。 |
■アーモンド形で中位 | 「アーモンド形で中位の大きさの猫種は、東洋風にやや釣り上がっているのが特徴で、丸かったり、大きすぎてはいけない」バリニーズ、 カラーポイントSH、 ジャバニーズ、 シャム、オリエンタル。 |
■アーモンド形でやや大きい | トンキニーズ。 |
■楕円形でより大きい | ジャパニーズボブテール |
■楕円形でやや大きい | コーニッシュレックス |
■楕円形で中位 | ハバナブラウン。 |