セミナー資料2 「CFA審査員への道」(高野八重子)


CFA審査員の必要条件

a. 21才以上
b. 繁殖した猫をCFAに登録してしてから「7年以上」が必要。
(キャッテリー・ネームと初めて登録した血統書のコピーを提出)
c. CFAクラブのメンバーとして、5年以上の重要な活動。
(キャットクラブの役職やショースタッフとして)
d. 3匹以上のグランド・チャンピオンまたはグランド・プレミアの繁殖。
(長毛種はペルシャ、短毛種はオリエンタルタイプ種の中で、1匹以上のグランド繁殖が必要)
e. トレーニー申請の前に3ヶ月以上の期間 サーティフアイド・クラークのライセンスを所有する。  


サーティファイド・クラーク・ライセンスの習得

a. 15才以上
b. CFA公認のクラーキング・スクールヘの出席。(1回)
c. 3名の公認ライセンス・クラークに付いて、4回のアシスタントを努める。
6名の異なるジャッジにの付いて、8回のクラーク任務をする。
(最後の2回は、マスタークラークによって、間違いのないことを証明される)
最後の2回は記載間違えや、読み難さがあってはいけない。



審査員への第一歩はトップ・ブリーダーになること。(本物を目指して)


繰り返しでしつこいようですが、もう一度下記のことが、 審査員の第一条件であることを再確認してください 。

優秀な台メスを入手して、優秀な子猫を繁殖する。

1. 信頼できる指導者(単数)に学ぶことが大切です。
(束縛されない自由さも大切です)
(経験も大切だが、優秀な繁殖の実績が全てに優先することが多い)


自らの血統ラインを作ること。
1. ブリーダーとして認められるには、1猫種のエキスパートになることが大切。
(米国のトップ・ブリーダーは数種の猫を繁殖する人は少ないのです)  
2. 外国産、または他人の繁殖した猫で、いくらショーの成績が良くてもトップ・ブリーダーとは認められません。(日本では多くの人が勘違いしているように思います)
3. 目標に向かって直進すること。(キャットショーで結果を問う)


スタンダードを学ぶこと。(これが一番大切です)
1. 繰り返し読んで、頭の中に理想像を描く。
2. 優秀な猫を「実際に見て、実際にハンドリングする」ことが勉強になります。
(百の知識よりも、一匹の猫が教えてくれることが多いのです)  
3. トップ・ブリーダーから直接学ぶこと。(良い人との出会いは近道になるでしょう)


素直な目を養う。
1. 絵画、写真、映像などから「美的センス」「バランス感覚」を磨く。
(自分の飼い猫の「可愛らしさ」と「優秀さ」を混同する人が多い)



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