日記帳より

2001年5月11日(金)
韓国へ    
13日の日曜日に勧告のソウルで、第二回の猫セミナーが開催されるので出発します。
今回は猫のグルーミングを中心にした勉強会と、猫種のスタンダード、繁殖、飼育を取り上げます。
昨年に発足させた猫協会は既に500名以上の会員を集め、セミナー出席の予定者は150にんだそうです。
韓国ではペルシャ猫とロシアンブルー、アビシニアンが人気、何とか優秀な猫を日本から紹介したいのですが、案外と日本のブリーダーは閉鎖的、自分ではゴチャゴチャ飼っているのに、韓国に生かせたら心配だ何て、自分勝手なことを言います。

多頭数で飼われるよりも、少数で大切にされるほうが猫には幸せ、餌だって何だって、今では世界共通です。

さてさて、来年度は韓国で初めてのキャットショーを開催するのが目標です。そのためにも頑張らなくっちゃト思っています。

2001年5月9日(水)
雷魚    
何かの弾みに雷魚の話をしたら、雷魚など知らない・・と今時期の人は言う。
雷魚は別名タイワンドジョウといって、ドジョウのお化けのような奴だ・・・ちょっとドロ臭いけれど、小さな頃は食っちまった・・・50年近くも前の話である。

2001年4月24日(火)
ドッグショウ見学記    
ドッグショーと言っても、これは映画のタイトルです。猫ひげBBSにお薦めのお知らせがあったので昨日見に行ってきました。その感想です。

春のそよ風が吹いて、シャツだけではちょっと肌寒さを感じるので、セーターを着て、神宮前から、のんびりとバスに乗って渋谷に出かけました。バスから見る原宿の町並みもいつもより高い位置から見るので新鮮に写ります。
公園通りの区役所前で降りて、スペイン坂に入って、三叉路の角にある「シネマライズ」と言う地下の小さな映画館です。
次の上映は3:25とかで、まだ40分以上もあるので昼ご飯の調達です。西部デパートの地下で、お稲荷さんを4個、新潟の草もちを3個、途中の自動販売機でコーラを買って、プラプラシしながら映画館に帰りました。館内のロビーで食べることにしました。

20分前ですが待ち人は5人、椅子に座ってパクパク食べていると、少しだけ観客も入ってきて、それでも10人を超えたくらい。

さてさて、映画の内容は、全米一の伝統と名誉のあるドッグショウでベストインショー(ちなみに、これが米国でのタイトルです)を獲得するまでのお話で、コメディーになっていますが、どうも、映画の内容やタイトルとは違った流れです。
地方のショーを勝ちあがったり、ショーの常連や、自信満々の人達が描かれて、出てくる犬達も選りすぐりのようですが、どうも、監督の意図するところと観客の期待するところが食い違っているようです。

この映画は、最初に犬が夫婦のセックス場面を見てノイローゼになった犬のカウンセリングがあり、最後の場面も、今度はちょっとスケベ―な犬で夫婦のセックスも上手く行くようになった・・・なんてお話です。
ドッグショーの世界が、一般社会とは離れた存在のように捉えられて「男と女、男と男、女と女」そんなペアの組み合わせに笑いのポイントがあるようです。

単なる犬を使ったコメディーなら、それはそれで楽しさ満点の秀作ですが、ボクはベストインショーを獲得するまでの苦労話とかエピソードを期待していたのが間違いでした。
久々の映画、と言うよりも、映画は外国の生き返りの飛行機の中で3本ほどの日本では封切り前の映画を観ているので、映画館に足を運んだのが、何年も前のことです。
やっぱり、液晶画面で見る映画は迫力に欠けるし、映画は映画館で見なければ、何て思いました。


2001年4月23日(月)
お風呂    
テレビを観ていたら伊豆の方で「アロエ風呂」というのが紹介されて、肌がツルツルに鳴ると言っていました。我が家には何十年も大きなアロエがあるので、早速試すことにしました。
以前にもハチミツ漬けを作ったのですが、これは1年間も忘れていたので、ちょっとドロドロになりすぎて捨ててしまったことがあります。
アロエはなるべく下のほうからむしってやると元気な葉?が出てくるのですよ。
厚い葉を割って中の白いエキスを絞りながら、腕とか首筋、顔、そして、何とかならないかと、諦めつつもいろいろ試している、この薄ら頭には念入りに刷り込みました。
確かに、ちょっとスベスベしていますが、こすりすぎたのでしょうか・・・何だか青虫になったような臭いがします。

2001年4月21日(土)猫のメルまが新聞・NO4配信
やっとメルマガの配信を完了しました。    
夜明けが早くなった。5時前だと言うのに、外は明るい。神宮の森のカラスがワァーワァーと鳴きながら銀座の方角に向かっている。
昨日は徹夜で風呂にも入っていないから、もう40時間も汗まみれなのだ。
八重子さんは「いいわね、好きなときに寝て、好きな子として、病気になっても知らないよ・・」って言う。
でも、前に入院したときは、オハギを持ってきてくれた。

2001年4月1日(日)
エイプリルフール    
海外旅行に出かけている友人に、わざわざ連絡して「東京は雪だよ」って教えてやったのに、「おっおっお、単純なエイプリルフール」と笑われて本気にされないのだ。・・・日本では北から南まで沖縄を除いて全国的に寒いらしいから・・・誰もビックリしない。

それにしても寒い、ついに暖房を入れてしまった。それにしても寒い、ついに暖房を入れてしまった。思わず「なごり雪が降るときを知り、〜〜〜」何て歌う奴もいるのかな??

気の利いたエイプリルフール・・・考えると今日も眠れない

2001年3月21日(水)
愛犬家殺人事件    
埼玉で手広くペットショップを経営していた経営者夫婦の「愛犬家殺人事件」の判決はし死刑であった。
犬のことは対岸の火事だと知らん顔をしても良いのだろうか??確かに、事件に関しては私たちの想像外のことだが、何かを考えることも大切だと思う。

この事件に関しては、数十万円程度のペアの大型犬を1100万円で販売しても客がだまされたといって返金を要求したことから、殺人に及んだのである。

ペットの代金とは、おのずと相場と言うものがあっ、大体の値段設定がされるが、一歩間違えれば、売り手と買い手が決める馬鹿し合いに似ているかも知れない。

例えば、病気になった猫の課適正な価格は、ショータイプとして高額で売られた子猫が、ちっとも良い成績がもらえなかったとしたら、血統書の両親はグランドチャンピオンなら、どんなレベルでも価格は高いのか???

さてさて、誰が値踏みして価格を決定するのでしょう。なにが基準になるのでしょう・・・とても難しい。

そして、猫の世界では国内産なら高くても50万円、外国産では、日本人が価格吊り上げをすればきりが無いのですが、高くて100万円〜120万円程度(円レートによって)、のようです。

すなわち、後になって高い買い物をしたとか問題になることはあっても、100万円程度では、口喧嘩はあっても殺人にまではならないようです。

しかし、猫のブリーダーにも大切なことは、問題があったときの、常識と責任ある対処です。

それにしても、猫の世界もきな臭い事件が勃発して、全員参加で警察官になったよう・・・こんなときこそ、黙って事実だけを見つめなければ・・・と思います。