
プルメリアの育て方
1、プルメリアの開花時季と水やり
プルメリアは日本では5月〜10月ぐらいが生育期です
大体最低気温が15度を下回ると冬眠時期に入ります
葉は落葉します(わざと葉を落として冬眠の準備をする方法もあります)
水は5月〜10月は土の表面が乾いたらたっぷりと与えて下さい
冬眠時期は月に2〜3回ほど、土の中が乾ききらない程度に水をあげましょう
(昼間のなるべく暖かい時にあげて下さい)
耐寒温度は5℃ぐらいです
ただ、まったく水を切るとそれ以下の温度にも耐えられるようです
氷点下になるとプルメリアの根が死にます
上の育て方はルブラ種の育て方です(葉が尖がってる品種)
オブッサ種は耐寒温度があまりない為、日本では温室などが必要です
苗から育てた場合、開花までには3年ぐらいはかかります
2、種からの育て方
種から育てる場合発芽するのに気温は20度以上が必要です
最初からジフィーなどに植える方法と水に浸けて根を確認してから植える方法とがあります
水に浸ける場合は毎日水を替えてください
水に発根促進剤などを混ぜるとよいでしょう
水に浸ける場合は濡れたコットンなどをかぶせて乾燥しないように注意して下さい
種の植え方は羽根の方を上にして植えます
土は水はけのよい物を使用します
土に鉢底の石を敷き、石灰石、赤球、パーライトなどをうまくブレンドして下さい
プルメリアは乾燥を好むので、赤球やパーライトのみでも栽培できます
土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます
鉢は苗に合った大きさを使用して下さい
大きすぎたりすると余分な水分が残り根腐りしやすくなります
20cmぐらいに成長しても、ビニールポットぐらいの大きさで充分です
直射日光は苗が小さいうちは避けてください
葉焼けを起こしたり黒くなったりしやすいので
段々と慣らしていきます
3、肥料
肥料は苗が小さいうちはあげません
葉が5枚ぐらい出て葉が大きくなってから様子を見てあげましょう
リン酸値の高い肥料を2週〜3週間に1度あげます
肥料はやりすぎてもよくありません
肥料をあげすぎてるかは、下のように土が緑色になったら肥料が多いと思って下さい
苗が肥料を吸収しきれずに土の上に余分な肥料が浮いてくるとこのようになります
3、挿し木からの育て方
プルメリアは樹液に毒をもってます
木を分配する時などは注意しましょう
根を水に浸けて、根がしっかり出た事を確認してから土に植えます
水に浸けて根を出す場合は水を毎日取り替えて下さい
暑い時期で根がちゃんと出て鉢植えできる状態になるまで約1ヶ月ぐらいです
葉や花芽がついてると根の成長が遅れるので切った方がよいでしょう
根腐りしやすいので小さめの鉢が適しています
もし、苗が腐ってしまった場合、腐ってる部分よりも上をカットして樹液が出れば大丈夫です
上手くいけばそこからまた根が出てきます
4、枝分かれ
プルメリアの枝分かれは開花した場所から枝分かれを始めます
その分かれた苗の幹の太さが5〜6cm、長さが20cm以上が開花の目安です
5、花が咲かない
花が咲かない原因は色々あります
1つは肥料
開花中に肥料を与えた場合、葉の成長の方が促進される為、蕾がついても開花しなかったり、花が小さかったりする
事があります
気温
日本の夏は暑すぎる為、花の付きが悪くなる事があります
直射日光を避けて、半日陰で管理するのがよいでしょう
また、花に影響がでなくても、下がコンクリーやアスファルトの場合、熱で根が痛む事があるので、スノコを敷いたりし
て風遠しをよくしてあげましょう

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