詳細
■ﾌｧｲﾙ
perlcon.exe	本体(ｺﾏﾝﾄﾞﾗｲﾝｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ)
perlsk.exe	perlcon設定、ｼｮｰﾄｶｯﾄ作成
tosjis.exe	漢字変換(ｺﾏﾝﾄﾞﾗｲﾝｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ)
readme.txt	説明
test.pl		ﾃｽﾄ(ﾊﾟﾗﾒｰﾀとperlcon.iniを表示するPerlｽｸﾘﾌﾟﾄ)

perlcon.ini perlconの動作設定(最初はありません)

■perlcon.iniの設定
perlsk.exeを起動してperlconの動作設定を行います。設定はperlcon.iniに保存されます。

・Perl.exe　perl.exeの場所を設定します。[ﾘｽﾄ登録]を押すとﾌﾟﾙﾀﾞｳﾝﾘｽﾄに登録され、
　　　　　　変更後も選択できるようになります。また、perlcon.exeの-eで指定できます。

・.pl関連付け	[登録]ﾎﾞﾀﾝを押すと、.plﾌｧｲﾙをPerlconに関連付けます。
		ｴｸｽﾌﾟﾛｰﾗやｺﾏﾝﾄﾞﾗｲﾝから起動する時、Perlconが使用されます。
		ｴｸｽﾌﾟﾛｰﾗで.plﾌｧｲﾙを右ｸﾘｯｸした時「Perlｼｮｰﾄｶｯﾄ」ﾒﾆｭｰが追加されます。

・ｽｸﾘﾌﾟﾄ終了後ﾎﾟｰｽﾞ	ﾁｪｯｸするとｽｸﾘﾌﾟﾄ終了後ﾎﾟｰｽﾞされます。何かｷｰを押すと進みます。
・ｶﾚﾝﾄﾃﾞｨﾚｸﾄﾘをｽｸﾘﾌﾟﾄ	ﾁｪｯｸするとﾌﾙﾊﾟｽで起動してもｽｸﾘﾌﾟﾄの起動時ｶﾚﾝﾄﾃﾞｨﾚｸﾄﾘにします。
　のﾃﾞｨﾚｸﾄﾘにする
・漢字ｺｰﾄﾞ		標準出力の漢字ｺｰﾄﾞを指定します。
			autoにすると自動認識しますが文字化けする場合があります。
・色			ｺﾏﾝﾄﾞﾗｲﾝﾌﾟﾛﾝﾌﾟﾄの色を指定します(2000,XPのみ有効)。

■Perlｼｮｰﾄｶｯﾄ
perlsk.exeへPerlｽｸﾘﾌﾟﾄをﾄﾞﾗｯｸﾞして起動するか、.pl関連付け後Perlｽｸﾘﾌﾟﾄを右ｸﾘｯｸして
「Perlｼｮｰﾄｶｯﾄ」を選択すると、ｼｮｰﾄｶｯﾄ作成ﾀﾞｲｱﾛｸﾞになります。
ここでｵﾌﾟｼｮﾝを設定すると、perlcon.iniに保存された設定と異なるｼｮｰﾄｶｯﾄを作成できます。
以下の2つｵﾌﾟｼｮﾝ以外はperlcon.iniの設定と同じです。
・使用するPerl.exeを指定	ﾘｽﾄ登録したPerl.exeを指定します。
・ﾊﾟﾗﾒｰﾀをｽｸﾘﾌﾟﾄへ標準入力する	ﾊﾟﾗﾒｰﾀのﾌｧｲﾙをｽｸﾘﾌﾟﾄへ標準入力します。

[作成]ﾎﾞﾀﾝを押すとｼｮｰﾄｶｯﾄが作成されます。
ｼｮｰﾄｶｯﾄへﾌｧｲﾙをﾄﾞﾗｯｸﾞしてｽｸﾘﾌﾟﾄのﾊﾟﾗﾒｰﾀとして指定できます。
[ｺﾋﾟｰ]ﾎﾞﾀﾝを押すとｺﾏﾝﾄﾞがｸﾘｯﾌﾟﾎﾞｰﾄﾞにｺﾋﾟｰされます。ﾊﾞｯﾁﾌｧｲﾙやﾀｽｸに登録する場合
利用します。

■perlcon.exe
perlcon.iniの設定を元にPerlｽｸﾘﾌﾟﾄを実行します。

perlcon.exe [ｵﾌﾟｼｮﾝ] Perlｽｸﾘﾌﾟﾄﾌｧｲﾙ名 [ﾊﾟﾗﾒｰﾀ1] [ﾊﾟﾗﾒｰﾀ2]...
ｵﾌﾟｼｮﾝ
 cXX 色(XXはMS-DOSｺﾏﾝﾄﾞcolorと同じ)
 -d ｶﾚﾝﾄﾃﾞｨﾚｸﾄﾘをperl-scriptのﾃﾞｨﾚｸﾄﾘにする
 -D ｶﾚﾝﾄﾃﾞｨﾚｸﾄﾘをperl-scriptのﾃﾞｨﾚｸﾄﾘにしない
 -eX 使用するperl.exe(Xはperlsk.exeでﾘｽﾄ登録した上から何番目)
 -h 最後のﾊﾟﾗﾒｰﾀを標準入力とする
 -kXXX 入力漢字コード(XXXはauto,sjis,euc,jis、autoは自動認識)
 -K perlcon.iniの入力漢字ｺｰﾄﾞ設定を無視
 -p ｽｸﾘﾌﾟﾄ終了後ﾎﾟｰｽﾞする
 -P ｽｸﾘﾌﾟﾄ終了後ﾎﾟｰｽﾞしない
 -v ｺﾏﾝﾄﾞ表示
ﾊﾟﾗﾒｰﾀ
 引数の頭に%を付けると起動時入力ﾌﾟﾛﾝﾌﾟﾄが表示されます。

例:perlcon.exe -p -c1e -e1 -keuc test.pl %A

ｺﾏﾝﾄﾞで設定するｵﾌﾟｼｮﾝはperlcon.iniの設定を無視して有効になります。

■tosjis.exe
標準入力された内容をSJISに変換して標準出力します。ｺﾏﾝﾄﾞﾗｲﾝﾌﾟﾛﾝﾌﾟﾄにSJISで表示します。

tosjis.exe [漢字ｺｰﾄﾞ] <入力ファイル
漢字ｺｰﾄﾞ…sjis,euc,jis。指定しないと自動認識しますが文字化けする場合があります。