(10月23日)
「今日は電信電話の日…」
「電信電話って、どんな電話の事?」
「普通の電話の事よ?昔、NTTって電信電話公社、通称‘電電公社’って呼ばれていたの」
「そういうの詳しいな、優。さすが昭和の生まれ」
「昭和じゃないわよ!定時制行ってたから、そこでご年配の同級生から聞いたのよ」
「それにしても、優衣菜初めて見た時はビックリしたよ…この電話」
「ぐる〜っとまわす、ダイヤル式の電話ね。私もビビった」
「個人経営の喫茶店とか行くと、まだたまにあるわよ」
「これ、ゼロをかける時にぐる〜っとまわさないといけないから、スッゴい不便!
ゼロって、どんな電話番号でも、必ず一個は入ってるじゃん」
「たしか〜に」
「間違いを防止するために、一番遠くにしてあるって聞いた事あるわ」
「こういうの見ると、電話って便利になったよね…。特に携帯」
「私は中学くらいまで、携帯持たせて貰えなかったから、家に友達から電話かかってきてたよ?静香〜って親に呼ばれて」
「あ〜それ懐かしいわね。私も小学校ん時そうだった」
「優衣菜はもう携帯持ってるよ?防犯のためにも持ってたほうがいいんだって」
「ちぇっ」
「えへへ〜!ぼーはんぼーはん♪」
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