(10月22日)
「ねぇねぇ?せっかくの土日なんだよ〜?デート行こうよぉ〜」
「やぁだ。そんなのガキのおもりじゃん…」
「ひ…ひど〜い!今のは訂正しろ!この爆にゅぅぅ!」
「わぁ!やめやめ!感じる!感じるぅ!」
「ちょっと出かけてくるわ」
「ま…待て〜い!」
「え?なに?」
「いつも気になってたんだけど、どこに出かけてるの?大学?」
「こいつ、大学行ってないよ?」
「まあ、別に…。母淫関係の仕事よ」
「たまには、ついていっていい?」
「はぁ?」
「静香が行くなら私も行く!」
「いや…まぁ、別にいいけど…」
(バスの中)
「結局なにしに行くの?」
「勧誘よ。ま、吸収みたいなもの」
「吸収?」
「この資料…こっそり見て」
「ん?…うわっ!なにこれ!?」
「ページを印刷して来たの」
「露出狂サークル…?」
「こんなもん、バスの中で見せるなよ!」
「だから、こっそり見てって言ったじゃん!」
「この人達に逢うの?」
「そう。会って、母淫に吸収合併させちゃうの」
「なんで…?私達が言うのもなんだけど、変態じゃん…?」
「だけど、結構美味しいのよ?お金持ちもいるし、高学歴もいるし…」
「やらしー。エロの意味じゃなくてやらしー」
「こうやって、母淫は人材や資金を確保してきたのよ?
組織を大きくするためには仕方ない事だわ。一緒にエッチもしたいし♪」
「なに可愛く言ってんの…?」
「最後可愛くしめればいいってもんじゃ…」
「ああもう!だから連れてきたくなかったのにー」
「今までにどんな組織の人達を吸収してきたの?」
「いい質問ですね」
「池上彰さんかよ」
「色々いたわよ?ヌーディストの集団とか…。
あと…お金持ちで乱交して遊んでる人達っているでしょ?ああいうの」
「やべぇー」
「性欲に正直な人は落としやすいかな。
ま、ヌーディストは元々マディソンがヌーディストだったからだけど」
「そうなんだ?」
「母淫がみんな全裸なのは、マディソンと利害が一致してたからよ?」
(下車)
「この辺ね」
「団地だ…。うわっ…私んとことそっくり」
「静香、実家団地なの?」
「だよ?ブルジョワなあんたん所と違って、兄貴達と一緒に狭い間取りで住んでたんだから」
「3ー17号棟…布田野菊さん」
「野菊さんって…おばさん?」
「名前で決めつけないの」
「……」
「団地は子供が多いねー」
「ハァ…ハァ…」
「きゃっ!」
「うわっ…裸…」
「あんっ…あんっ…。見られてる…」
「も…もしかして貴女、ヌーディスターの人…?」
「はい…!稲荷山あゆみと言います!」
「露出狂の幼女がいるとは…世も末だ」
「そんな事ないもん!すごーい!こんな所で脱げるなんて、私尊敬しちゃうよ、あゆみちゃん!」
「あ…ありがとう…。じゃあ、ママの所まで案内するね…?」
「?…ママって、布田野菊さんの事?」
「うん…」
(到着)
「ごめんくださ〜い」
「どうぞ。開けてくださ〜い」
「ガチャ」
「あァ…いらっしゃあい!」
「うわっ!また裸…」
「しかも、コート一枚わざわざ着こんだ上でおっ広げてる…!」
「変態過ぎる…」
「改めまして…。私、母淫の代表、初芝彩花と申します」
「布田野菊です。ヌーディスターの代表をしています」
「ヌーディスター?」
「私達、露出狂のグループがネットとかで活動してる名前です」
「ヌーディストからとったのかな…?ダサい…」
「こちらは、母淫のメンバーで、一緒に暮らしてる秋津と春日です」
「どうもで〜す」
「うちのメンバーは、今日結構用事があって…私とあゆみだけなんです。ごめんなさいね?」
「あ…いえいえ。せっかくだから私達、全裸になってもいいですか?母淫のしきたりなんで…」
「あ、どうぞどうぞ。私とあゆみも露出姿のままですし…」
「野菊さんの裸、エロいなぁ。ヤりたくなっちゃう!」
「あらあら。さすがはレズビアンの集まりね…?」
「ちなみに…裸、見て貰いたかったりするんですか?…」
「はい。めくってみて下さい…」
「ぴろっ…。わぁ!」
「あんっ…!見られたぁ!」
「嬉しそうな顔するなぁ、この人…」
「全裸にコート一枚が、私達の正装です」
「母淫と言ってる事あんま変わんないよ…」
「変態は変態を呼ぶ」
「お茶だよ〜」
「あ、どうも…」
「さっき、団地の下で用事あるって言っていなくなっちゃったけど、何かあったの?」
「えへへ〜!お姉さん達に見せたのが、あまりに気持ちよくって、エレベーターの中でオナニーしちゃったの!」
「こぉら!」
「露出狂の幼女って…」
「稲荷山あゆみ。ヌーディスターの最年少メンバーです」
「私達母淫は、基本いつも全裸なんです。全裸になってもよろしいですか?」
「はい。全裸が正装なんて素晴らしいと思います」
「おかしい…。何かがおかしい…」
「私達、ヌーディスターについて…」
「ねぇねぇ、おばさん?」
「お姉さんです。なに、あゆみ?」
「お話つまんないから、おみゃんこペロペロしちゃダメ?」
「私の?」
「おばさんの味、飽きた〜!あっちの人の!」
「え?だ、ダメよ?失礼じゃない…?」
「いいですよ。私達はみんなレズだし」
「むしろ大歓迎!」
「じ…じゃあ…。あゆみ、強く噛んだりしちゃダメよ?私の時はいいけど…」
「は〜い…。ちゅぱちゅぱ…」
「あんっ!う…上手いですね?あゆみちゃん…」
「私達はレズも日常茶飯事なんで…。あゆみのまんフェラは大の大人もあっさりイカされちゃいます」
「(私より子供だなぁ…。大人の話に飽きちゃうなんて)」
「じゃ、話の続きを…。彩花さまは私どものヌーディスターのどのような点にご注目して下さったんでしょうか?」
「ぁん…。そうですね…。レズもなさってるからと言うのも勿論ですが…露出への捉え方が斬新で興味を持ちました」
「?…どんな捉え方なんですか?」
「露出とは自虐行為である…。ですね?」
「…なるほど。確かに自分を貶めてる感じはする」
「私はダメ人間だから、外で裸になって股間を濡らしている…。
道行く人に女性器を自分から見せて…。凄く哀れですよね?でも、それが露出の醍醐味なんです」
「んぅっ…。それが心身や日々の生活にどのような影響を与えますか?」
「自分はこの程度だという事で、自意識にブレーキをかける効果があると思っています。
我々のメンバーには、加入前はリストカットしていた子や、
会社から満足いく評価を貰えずストレスを溜めていたOLさんなどがいます」
「んぅっ…。自意識にブレーキをかける…か」
「なんか、ただのエロい話のはずなのに、真面目に聞こえるな」
「秋津さんもやってみる?露出」
「い…いいです!私もエロい水着で人前で泳いでたりしたけど…どうせ裸見せるなら堂々としてたいタイプかな」
「あはぁん!すみません…!もうダメっ!イックゥゥゥゥゥッ!」
「彩花!?」
「うふふっ…!イカせちゃった…!」
「つ…強者かも!」
「あゆみは人のGスポットを見つけるのが上手いんです」
「マンピーのGスポット〜」
「ライバル登場だね、優衣菜」
「そんな事ないもん!…いいよ?あゆみちゃん、向こうで私とエッチしてみよ?」
「エッチもいいけど…せっかくだから露出してみようよ〜?」
「えぇっ!?」
「すっぽんぽんで出かけるの…すっごく興奮するよ?おばさん、行ってきていい?」
「コート一枚くらいは持っていった方がいいんじゃない?」
「優衣菜、頑張って〜」
「ひ、ひど〜い静香!自分はそつなく断ってたくせに!」
「行ってきま〜す」
「ふぇぇぇ…」
「こんばんは〜!おっと、今から?」
「うん!」
「…お仲間?」
「お仲間じゃないですぅ…」
「あら、真結と悠子が来たみたい」
「お仲間ですか?」
「ええ。うちのエースかしら?」
「こんばんは〜!きゃっ!お客さん…!だけど全裸!」
「こんばんは。母淫代表の初芝彩花と愉快な仲間達です」
「別に愉快じゃないんだけど…」
「ああ…。野菊さん、どうとう母淫とコンタクトとったのね?」
「この人達なら、露出の良さを理解して貰えると思って。それより2人とも…自己紹介?」
「はい…。これが…幸谷真結(こうやまゆ)ですっ…!(ばっ)」
「野比悠子ですぅっ…!見てぇぇ!」
「うわっ!」
「きゃ…!コートの下全裸は解ってたけど…なんかついてる!」
「両乳首と女性器のお豆を摘みあげる小さな洗濯ばさみ…。上級者向けの露出道具よ」
「お客さんの前で…イックゥゥゥゥゥッ!」
「あはぁぁぁぁぁっ!」
「う…うわっ!急に…」
「2人は調教し合ってるんです。だから、こんな風にいつでもイク事ができるんです…」
「は…はは…」
「母淫の教祖なんだからひくなよ」
「今日も2人でデジカメ持って、お互いの勇姿を撮影しに行ってたんですぅ」
「今日はヤバかったよね…?超興奮した」
「じゃあ、私達ひとまずシャワー浴びてきますね?」
「もう冷や汗でベトベトだよ…」
「はぁ〜ぁ…凄いですね」
「2人はカップルなんですか?」
「ええ。2人ともレズじゃなかったんだけど、露出がきっかけであんな風にラブラブに」
「マジっすか!?」
「レズの教祖なんだから驚くなよ。しかもタメ口」
「す、すみません…。ハァ…いいなぁ…。素敵な関係ですね」
「そうね…。母淫に声かけてみようって話も2人が後押ししてくれて…」
「やっぱり皆さん、是非とも母淫に!」
「じゃあ…母淫の信者の方々に、私達ヌーディスターの教えを広めても大丈夫なんですね?」
「はい!もうじゃんじゃんやっちゃって下さい!」
「ま、マジで…!」
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