(10月16日)
「は〜い。これ書いてね〜」
「なにこれ?」
「これ藁半紙だ〜。安〜い。学校のプリントみたい」
「つべこべ言わずにさっさと書くのよ!みんな書いてるんだから」
「え〜っと…。将来の目標…?」
「なんでこんなの書くの?」
「母淫では、信者のみんなに書かせているの」
「半年ごとに、目標が進んでいるか、見て回っているのよ?さあ、解ったらさっさと書く!」
「目標かぁ…」
「書けた!」
「早っ!」
「見せなさい!」
「ふむふむ…」
「静香とラブラブになりたい!」
「げっ!」
「ひど〜い!優衣菜、これからも頑張ります!」
「却下」
「なんで!?」
「優衣菜くらいの歳なら、これでも可愛くていいんだけどね…」
「誰かと結ばれたい。結婚したいという目標はNGよ」
「な…なんでぇ〜?」
「レズは、結婚したり子供を産んだりとか、原則できないでしょ?
だから、人生の目標がないとみんなだらしなくなっちゃうのよ?ただでさえ、毎日エッチばっかりだし…」
「母淫は、社会活動に積極的に奉仕する女性を育てているわ。
だから、全信者に目標を書かせて、その達成に向けて努力をさせているのよ」
「レズって男の目線がないから、人生の目標がないと、どこまでも堕落しちゃう人もいるのよ。見た目とかもどーでもいいーみたいな」
「ふ〜ん…。それ、みんな書いてるんだ…」
「みんな、どんな事書いてるの?」
「一応、守秘義務があるから言えないわ。けど、個人個人に聞けば答えてくれるかも」
「ちなみに豚さんは?」
「ムキィィ!誰が豚ですって!私の目標は…母淫が世界を征服して、世界じゅうがレズ女ばかりになる事よ!」
「あぁぁ…いっちゃってるねぇ…」
「聞かなきゃよかった」
「キィィィィ!なんなのよ!」
「私…ないなぁ…。なぁなぁで生きてるからなぁ」
「なぁ言い過ぎ」
「一週間待ってあげるから、ちゃんと提出しなさい!じゃないと、母淫から追放するわよ!」
「とほほ…」
「昭和」
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