(10月15日)
「今日はきのこの日です」
「前もって行っておくけど、別にエロい話題はないですよ?」
「きのこかぁ…。割と苦手なんだよね。松茸なら食べてみたい」
「あ、私も松茸食べた事ないで〜す」
「私もないわ」
「やっぱり高いしね…。舞茸なら何度もあるけど」
「舞茸は安いじゃん?よく食べてるよ」
「でも昔は、舞茸って幻のきのこって呼ばれてて、滅多に食べれなかったのよ?」
「マジか」
「見つけたら、躍りたくなるほど嬉しい事から、舞茸って名前になったんですって」
「へーへー!」
「私が好きなのは、やっぱり椎茸かなぁ…。ほんといいダシがでるのよ」
「料理しないくせに…」
「しめじが一番食べやすいかなぁ…。ねぇ?せっかくきのこの日なんだし、今日は…」
「炊き込みご飯だね!」
「テンション上がるぅ!」
「ゴボウと鶏肉と、きのこと…あとなによりも、おこげ!」
「おこげはヤバい。超旨い!」
「味付きのご飯って好きなんだよね〜」
「…まだ作るなんて、一言も言ってないんだけど」
「いやいや。これはもう、作る流れっしょ!」
「この流れで作らないなんてあり得な〜い」
「しょうがないわね…。彩花さまが食べたいというなら…」
「やった!さすが豚さん!美味!」
「煮てよし!焼いてよし!燻してよし!」
「アグー豚!」
「だから、豚じゃねぇぇよ!」
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