(10月10日)
(回想 マディソンと彩花、初めての出会い)
「せっかく逢えたんだし、脱ぎたいと思うんだけど…ダメ?」
「ぬ…脱ぐ!?…あ、実家ヌーディストって言ってたっけ?」
「一つは私は貴女を信頼していますよ、って意味。もう一つは…レズだから、性的な誘惑。どうかしら?」
「いや…。確かに私も、元カノの家に居候してた時は、いっつも全裸だった」
「どうして?」
「構ってほしくて。目の前でおっぱいいじったり、女性器広げたり、お尻突き出したり…。
元カノのほうは普通に服着てゲームとかしてるのによ?まるで動物だったわ」
「効果あったの?」
「うん。私が全裸だと向こうも自然とエッチって流れが多くなって…。ラブラブだったわ」
「じゃ、一緒に脱ごうか?」
「ええ。レズなんだし」
(全裸に)
「うふふっ…」
「不思議ね…。恥ずかしいのに、嬉しくて…興奮してる」
「これさ…?私達の宗教の決まりにしたら面白くない?」
「なに?みんな全裸?冗談…」
「あら、私は本気よ?嫉妬や浮気なんて価値観がそもそもくだらないって彩花も言ってたじゃない?
じゃあ、レズなら恋人友人問わず、こうして裸を見せて愛し合えばいいのよ。わだかまりも無くなるわ」
「確かに…それくらい度肝抜ける発想の方が面白いかも!恋人持ち同士の寄り合いじゃ下らない組織にしかならないのは、私も解る…。
なら、まずは肉体関係から先に作らせて、信頼関係を築いていくのね?」
「ええ。裸を重ねて愛し合った相手となら、最初から話しやすいはずよ。実は私…今日はそれを証明するために来たんだから」
「マディソン…。わ、私も…地味に期待はしてたわ。まだ一回目だから無いとは思ってたけど…シャワー浴びてきたわ」
「私と彩花で…まずは第一号となって証明してみましょ?最初に肉体関係を結んだ方が、信頼し合えるのか。なんでいけると思えるか知りたい?」
「なに?」
「女同士のSEXは、奉仕のしあいだからよ。お互いがとことん、相手のために尽くし合う。恥ずかしい部分を相手に託してね?
男女のSEXみたいに、男性がイッたら終わりじゃない。男性のために演技で喘いで演技でイク…。そんなお芝居じゃないの。
レズは…性器をハメあえないこそ、100%相手を想って奉仕し合える。それが、普段の信頼にも直結する。
自分の女性器愛情込めて舐めてくれた人になら、色々とっぱらって話できるでしょ?」
「凄いわ…。ほんとにそうなるか解らないけど…試してみたいわ。私を使って…貴女と」
「ただ…私と貴女じゃ、いい実験結果を得るのは難しいかもしれないけどね?」
「なんで…?」
「…貴女を愛してるかもしれないからよ?彩花…」
「マディソン…あんっ…」
「触って良かった…?」
「勿論よ。愛されたくて、疼いてるみたい…。マディソンのは?」
「触って頂戴?じゃなきゃ、全裸になんかならないわ。あんっ…」
「こんなのどう…?信者同士は…好きとか愛してるとか、積極的に言い合わないといけない…って。勿論、恋人同士じゃなくても…」
「素敵…。好きや愛してるって言葉には、自分や相手を安心させ、満足させる要素が含まれているわ。最高…」
「まだ素直に言えない相手へも…決まりならすんなり言えるしね?」
「レズなら誰とでも愛し合える…。あぁ、いいわ…それ…。じゃ、早速…」
「マディソン…。す…好きなの!」
「彩花…。世界で一番、愛してるわ…」
「初めて逢って、一時間でもうこんななんて…。私、淫乱なのかしら…?」
「レズの淫乱なら…私は大歓迎よ?男性へもサービス精神あるって事だし」
「どういう事?」
「女は男に見られて美しくなるっていうのは事実だと思うわ。なら、裸でレズの私達を見せてあげればいい…。私達が世界を動かし、彼らはみんな観客なの」
「貴女ってほんと大胆ね…。頼りになるわ」
「貴女は逆に、直に逢うとおとなしいわね?ネット上では過激なのに」
「すごいヌルヌル…」
「女性器同士を、キスさせてみましょうか…?」
「上の口のキスもまだなのに…?」
「じゃあ、同時に…」
「おっぱいも…キスしたがってるみたい。乳首が勃ってる…」
「あらあら。じゃあ、3つ?4つ同時?」
「じゃあ…今日の出会いに…」
「乾杯…」
「んぅ…あんっ…」
「ちゅっ…あんっ…」
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