(8月3日)
私は聖子。
母淫のギャルグループ「ビッチーズ∞」の一員よ。
もうオバサンだけど、100歳までギャル続ける気でいるんだから!
「ふぅ…。やっぱオールは体に堪えるわねぇ…」
徹夜帰り。シャワーで火照りを洗い流す私。
何日も寝てないなんて、もう身体が許してくれない私は、深夜みんなに付き合うため、夜型生活をし、昼間は寝ている。
「またあの子に怒られちゃったわ…」
風呂場を出て、バスタオルで髪を拭く。
そのまま、全裸でリビングへ行き、ノートパソコンをつける。
SNSも流行ってるけど、やっぱりギャルのみんなは、直に話すか電話が好きみたい。
やっぱり喋りたいのよね、色々と。
「相変わらず、怠惰な肉体をしているな。我が母」
「あら、瑞季。全裸ジョギング、捕まらなかった?」
「当たり前だ。捕まっても、私は裸族だと胸を張るまで」
私にとって、娘でありながら、旦那や父親のような存在である瑞季。
私に似て、筋金入りの変人だけど、傾向や性格は全然違うの。
「よくそんなみっともない裸体をさらせるものだ」
「だからって、貴女みたく‘さらせる裸’になってさらしまくるのは嫌」
瑞季は、メイクを落とした私を知る数少ない人物の1人。
何故か、日に日に老いて、化粧のし過ぎで普段は醜いはずのすっぴん顔を、瑞季は気にしない。
「我が母。寝る前にパソコンは、眠気を覚ます。やめろ」
「あいにく。唄子ちゃんにメール返してからじゃないと」
私がギャルにこだわる理由を知っているから、瑞季は本気で嫌がったりしていない。
天然だけど、根は私と違ってマジメ子ちゃんだから、ギャルにはならないけど、懐深く私を受け止めてくれる。
「性欲が溜まった。発散させて欲しい…(くいっ)」
「あら。全裸ジョギングで興奮した?」
「最近、明るくなるのが遅いからな。油断してドキッとすることが…あぁん!」
「キスする?」
「キスは嫌いだ」
「もう…。つれないわね」
瑞季とはとうの昔に肉体関係を持ち、本気で愛しあったこともあったわ。
一時期、どっちが母親なのか分からないくらい、たくましく振る舞ってくれた事もあって…。
私は瑞季の女を自認してる。
瑞季になら、私…全てを捧げられる。
女の幸せがここにあるの…
「お前の性欲も発散させてやる…」
「あはぁん!瑞季のえっちぃ…。お母さんを食べるなんてぇ…」
私は昔、親に逆らえない子供で、就職先を過労で辞めたのをきっかけに、若い頃を全部棒に振ってきたのに気づいて、遅いと分かりながらギャルになった。
親からは勘当されてしまったけど、ギャルの友達はたくさんできて、オバサンオバサン言われながらも、言われるがままだった人生を振り切るように、全力で発散した。
お金がないからキャバ嬢を始めて、お客の1人との間に子供ももうけた。愛人だったけど…
「暗い顔をしているな。昔のことでも思い出したのか」
「ううん。だいじょぶ?瑞季に愛されてるって、今カラダに教えられてるから…」
やがて、愛人としてお金が貰えなくなり、キャバも体を壊してやめると、私はお金のために、取り返しのつかない方向へと進んでしまう。
別の人の愛人になったんだけど、その人が悪趣味で、瑞季をスワッピング現場まで連れてこさせ、瑞季の目の前で私は淫らな行為をしなければならなかった。
さらにはAVにまで出ることになるわ、ネットにセックス画像流されるわ…。
何よりも、瑞季にスワッピング現場を見せなければならない期間が長すぎた。
思春期になるくらいまで、6〜7年…。
せっかく親の教育一辺倒の呪縛から逃れられたのに、結局また言われるがまま、お金のために娘の前で男のチンポをくわえまくり、穴を使われ…。
こんな母親の元に生まれて、瑞季は間違いなく不幸だった。
「あぁ…!いいぞ、我が母!私の女性器の中を知り尽くしているのはお前だけだ!」
「みずきぃ…!んちゅ…んちゅ…」
今のような関係になったきっかけは、ある日の郊外のラブホテル。
育ってきた娘に、とうとう男性陣がセックスにくわえようとし、脱がせ始めたのだ。
私のせいで、娘の初めてが、好きでもない人と…。しかも、自分の意志じゃなく…
瑞季は瞬く間に全裸にされ、まずはフェラからスタートさせる模様。
何年も母親の乱交ぶりを見てきたせいか、瑞季のリアクションも時期によって大きく違う。
何をしてるのか分からない顔をしていた時期もあれば、恐怖で顔をひきつらせたり、反抗したり、嘔吐や脱糞してしまった事もあった。
そんな娘が、とうとう今日から私の仲間入り…
これからは、母娘揃ってこの人達の性奴隷。
「ダメぇっ!」
「!?」
それまでは、娘にだけは手を出さないで!と懇願し、結果毎回、娘の分も激しいプレイをさせられて、延期して貰っていたけど、もうダメみたいだった。
だから、私は…
「逃げるわよっ!」
「ひ…ひぃっ!」
私と瑞季、気がつけば全裸のまま、ラブホテルから逃げ出していた。
男性陣は追いかけてこなかった。
何となく解っていた…。
彼らも私も、惰性の延長上の悪ふざけだって。
むしろ私が、いつまで経ってもお金を彼ら頼みにしていたから、こんな事に…。
ラブホテルは田舎の森の中だったから、必死に走ってすれ違う車の人に見られたけど、私は助けを求める事もできなかった。
女二人、全裸で財布すらない。
しかも私は調教用の首輪をつけ、股間にバイブが挿入ったままで、乳首にはピアスと洗濯ばさみ、お尻にはアナル拡張器が入ったままで、今すぐ死んでしまいたいくらい恥ずかしかった。
「ごめんね、瑞季。今まで…」
こんな性的に恥ずかしい母に全裸で謝罪されて、娘はどんな気がしただろう…?
「…ざけんなよ」
「えっ…?」
「ざけんなよ…っ!このクソババアっ!!」
「ひぃっ!」
「死んで詫びろよっ!変態!キモババアっ!」
瑞季は激怒し、私の首を本気で絞めた。
殺されると思った。
しかし、首輪のせいで上手く力が込められず、今度は私のお腹を殴った。
うずくまると、今度は蹴りを入れられる。
汚れでズタズタの裸足が、横たわった私の汚い裸体を踏みつける。
「…っざけんなよっ!」
「ああっ!そこは…!」
その後、私は瑞季に犯された。
あれだけ長い間、母の犯される様を見てきたのだから、犯し方も知っていた。
私の穴を乱暴に責め、乳を揉み、顔にビンタもされた。
それは夜遅くまで続き、空腹で意識がもうろうとする中、娘は私の裸をゴミのように蹴り飛ばしたり、かと思えば自分の女性器を私の顔に押しつけてきたりもする。
「んぅ…っ」
「!?…なにす…っ」
多分、私のほうから。
娘にキスをした。
最初は嫌がった瑞季も、次第に抵抗しなくなり、
舌を絡ませるようになってきた。
あれだけ淫らな私の姿を見てきて、セックスのことを知らないはずがない。
瑞季と私は、極度の空腹で食欲か性欲か分からないような状態で、求めあった。
全裸の自分の肉体と、全裸の娘を交互に見て、全ては私の責任なんだと感じた。
翌日の朝。散歩をしていたご老人に死体と間違われて110番通報され、私の長い束縛は終わりを告げた。
「そろそろ学校へ行かなくていいの?」
「今日は遅刻する」
「なんで?」
「我が母の精神状態が、あまり芳しくないからだ」
「瑞季…」
「お前はまだ愛が足りないのか。愚かな女め」
「…瑞季がたくまし過ぎるのよ」
なんで、瑞季がこんなにたくましくなったのか。
それが私の、ギャルへのこだわりの理由なんだけど…
瑞季が‘これ以上考えるな!’って目してるから、今日はもう考えるのおしまい。
気持ちよく愛されて、私を眠りにつかせてから、瑞季は学校行くみたい。
ほんと…どっちが子供なんだか分からないわね。
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