(8月1日)
(横浜のとある団地)
「横浜ってイメージの割にはボロいなぁ…」
「社員寮なんだって」
「こんばんわ〜」
「独身寮なのかな」
「でも、独身寮なら誰か住まわせるのマズくない?」
「母淫内では結婚してても、世間じゃ家族とは…」
「ご無沙汰で〜す」
「お久しぶりで〜す」
「おぉ!ウェルカム全裸」
「当たり前でしょ?母淫は全裸が決まりなんだから」
「お邪魔しま〜す!メグミさんは?」
「奥にいるわよ。きっとビックリするわ」
「ビックリ…。うわっ!」
「どうも。こんな格好で失礼します…」
「私より真っ黒じゃん!」
「ど…どうしちゃったんですか?海行ってきたんですか?」
「試合よ試合」
「試合?」
「あ…実は私、ビーチバレーをやらせて頂いてまして…」
「ビーチバレー!?」
「浅尾美和さんみたいなのだ!」
「はい…。そんなに上手くはないんですが、一応選手をやってまして…」
「でも、こんなに黒かったっけ?」
「乱交パーティーやった時は冬だったから」
「なるほど」
「水着跡、超ヤラしい〜」
「あんっ!あ、あんまりジロジロ見ないで…」
「ほら、メグミ?いつまで女性器隠してんのよ?母淫は女性器見せてなきゃダメでしょ?どけてどけて」
「あんっ!人美ぃ…」
「どけなきゃ、舐められないでしょ?んちゅ…メグミの味ぃ」
「やっ…!ちょ…!は、恥ずかしい…」
「浮気者のくせに、恥ずかしがり屋なんて…。ほんと腹黒いんだから」
「ち…違う!瑛子は…私がレズになったきっかけで…人美のほうが後に…」
「はいはい。淫乱女の言い訳は聞いてあげない」
「そ…そんなぁ…あぁん!」
「2人とも〜!自分の世界に入っちゃってますよ〜?」
「あ、ちなみに私達も全裸になりました」
「メグミさん、二股かけてんの?やるぅ〜」
「ち…違う!だから、私は…」
「メグミさんって口べただよね…。言葉が詰まっちゃうタイプ」
「人美さんに頭が上がらないタイプ」
「んっとね…私が代わりに説明する。メグミは、学生時代バレーやってて、大学入ってからビーチバレーを始めて…」
「なんでビーチバレー始めたんですか?」
「結構恥ずかしそうだよね。水着姿でやるんだし」
「…私、チームが苦手だったの。3人以上いると輪に入っていけないっていうか…」
「あ〜なるほど。それ、分かるかも」
「三人以上いると、自分だけ話の輪に入れない事とかあるもんね」
「だから、ビーチバレーならパートナーと2人でやるから、いいかなって…。恥ずかしかったけど…私、まず友達作りたかったから…」
「なかなか勇気がいるよね」
「で、メグミのパートナーが瑛子さんって人なんだけど、実は生粋のレズで…」
「あ〜…なるほど。瑛子さんに誘われるままビーチバレー始めて…」
「はい。バレーの頃から一緒だったんで…」
「美味しく食べられちゃったわけだ」
「レズにとっては、ビーチバレーって男の人と同じくらい、性的な目も入って見てるかもしれないもんね〜」
「夏井さんが好きでよく見てるイメージがある」
「あ、でもメグミはビーチバレーの前から、既に瑛子さんと肉体関係持ってたのよ?」
「うそっ!?」
「バレーの頃から。ね、メグミ?」
「うん…。ちゃんと母淫に入って愛し合うようになったのは、割と最近で…。それまでは、肉体関係だけでした。瑛子とは…」
「肉体関係だけ…って、それはそれでエロいなぁ」
「瑛子が…修学旅行の時、私をレイプしたんです」
「なっ…!レズでもレイプはダメだよ〜!」
「あの頃は仕方なかったんです。母淫なんてなかったから…。でも、私は瑛子と仲良くなるチャンスだと思ったんです…。
友達、一人もいない私にやっと関わってくれ人だから…逃がしちゃダメだって」
「レイプがきっかけで友達になるなんて…」
「ひくわぁ…」
「ずっと、瑛子さんに引っ張られてきたのよ、メグミは。でも、母淫に入って少しずつ変わり始めた。その第一歩が、あの時の乱交パーティーだったのよね?」
「はい…。人美との出会いのきっかけは…あの乱交…」
「あれがきっかけ?」
「私はあの時、瑛子以外の女性とのセックスを受け入れる訓練の真っ最中だったんです。
人美は、私が乱交の場にいながら、瑛子の事しか以外頭にないのを直感で見抜いて、何度もセックスの相手をしてきてくれたんです…」
「なんか色々と凄い話だ」
「まずは体に愛を叩きこまないとね?」
「私が心ここにあらずな事を怒った人美は…次第に私の家に押しかけてまでセックスをするようになって…」
「それまで、メグミは瑛子さんの評価が全てだったの。瑛子さんだけが自分を評価してくれる。見てくれてる。
でも、そこに私や母淫のみんなの評価が加わった事で、メグミは瑛子さんからの評価が全てではなく、客観的に自分を見られるようになったの」
「なるほど…」
「でも、ほんと最初は拒否られたのよ?瑛子さんはいいって言ってるのに、メグミが嫌だって言うの。‘私は瑛子の評価が全てでいい。瑛子に全て支配されていたい’って」
「それって、依存なんじゃ…」
「一見エロいけど、社会じゃあんまり通用しない考え方だよね」
「だから、あったま来て私がメグミを嫁に貰ったの。だから結婚。ちゃんと瑛子さんにも認めて貰ってね?」
「瑛子さんも凄い人だなぁ…」
「メグミは、性奴隷願望が強いの。性奴隷っていうと変態にしか聞こえないけど…ペット願望みたいなものかしら?」
「充分それも変態ですが」
「昔、瑛子に完全にペット扱いして貰った事もあって…全裸に四つん這いで首輪と鎖つけて散歩とか行ってました」
「エロ過ぎ〜」
「こら。自慢すんな」
「自慢なんだ…」
「一人の人にとことん依存しちゃう甘えんぼなの。けど、それはメグミの歩んできた人生だから…私は受け入れてる。
だから、メグミを満たしてあげた上で、新たな出会いをたくさんプレゼントしてあげたい…。
私ってメグミみたいに、一芸に秀でてるわけじゃないから…せめてそれくらいはね?」
「…人美さん、すご〜い!」
「こないだ会った時はチャラかったのに」
「チャラくて悪かったわね!」
「愛は人を大人にさせるんだね…」
「ありがとう…人美。ごめんね…人美。愛してる…」
「もう…。そういう事は恥ずかしがらずに堂々と言うのよね。ほんとズルい…」
「んちゅ…」
「んんっ…んぷっ…」
「おぉっ!ディープキス見せつけてくれちゃって!」
「静香!私達も負けずに!キス…」
「なんでやねん」
「ぷはっ…!人美…。可愛いわよ…」
「ほんとズルいんだから。でも…スポーツ選手と結婚するっていう、私の小さい頃の夢…叶えてくれたから…特別に許しちゃう。愛してるぅ…!んぷっ…!」
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