(7月25日)
「夏休み〜!夏休み〜♪」
「夏休みはいいけど、炎天下でどこも出かけられないよ…」
「こんばんは。ちょっと早いけど」
「あれ?もう片方は」
「だーかーら!双子だからって、いつも一緒にいないっつーの」
「番台はいいの?」
「由希に任せてきたわ。お客さんのおじいちゃんがこれくれたんで、良かったらレズ萌え荘にもどうぞ…と思って」
「ををっ!これはまさかの…!」
「かき氷作る機械!」
「みんなで頭キーンとなろうかと思って」
「氷あるよ!今、私と優衣菜しかいないから、有希のと三人分あるんじゃないかなぁ」
「冷凍庫ありそう?」
「…うん!あるある!全然いける!」
「あ、でもシロップがないよぉ…」
「買ってきました」
「いぇ〜い!さすが!」
「由希より気が利く!」
「だから、双子だからって、いちいち比べないでよ!」
「じゃあ、氷入れま〜す。…で、せぇの…!」
「おぉ〜!出てきた出てきた!」
「優衣菜はシロップ何味にする?」
「イチゴかパインかなぁ〜」
「まあ、どれも無果汁で着色料と香料が違うだけなんだけど」
「冷めること言わないでよ〜」
「ちょっとぉ!これ…氷削るの意外と疲れるんですけど!」
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