(7月11日)
「ただいまぁ〜」
「ンチュ…クチュ…。マジえろいんだけど…」
「んぷっ!超品ねぇ…」
「(ギャルっぽい子が2人でエッチしとる…)」
「お、秋津さん。やべぇ!超久しぶり!」
「え?どなた?」
「ほら!忘れられてんじゃ〜ん?言ってた通りだべ」
「マジうっせ!ぜってぇー思い出すから!秋津さん?3年4年、同じ2組だったじゃん?秋津さんが出席番号一番で…」
「あ…。3年4年の誰か…?うわっ!メイクし過ぎ!わかんね〜」
「こいつ、メイクすると別人だから」
「いや、おめぇもなんだけど。秋津さん!一回班一緒になったじゃん?席、私が後ろで」
「え…?わ、渡辺さん?渡辺冬華?」
「おっけぇ!正解頂きまぁす!」
「う…ウソだぁ!」
「出席番号、私が最後だったじゃん?3年4年は」
「いやいやいや…!…渡辺さんって、超おとなしくて、ガリ勉で、ブスブスってイジメられてたじゃん!」
「ははっ!やっぱそういうリアクションなんすね?」
「仕方ねーじゃん!そういう時もあったの!」
「私はその頃から超人気者だったんだけど、的な?」
「ぜってぇーウソだし」
「ひ、久しぶり…。何故、レズ萌え荘に…?って見れば分かるか?」
「ビッチーズ∞(エイト)って知ってる?」
「知らない」
「ほら、知られてねぇ〜じゃん?有り得なくね?広報っ!」
「さっきからマジ、ケツ叩き過ぎ!」
「私、母淫のギャルグループ、ビッチーズ∞のリーダー、Utakoっす。秋津さん、よろしく〜」
「は…はい…。秋津静香です。(優に髪型が似てるけど、気のせい…?)」
「唄子って、名前超ださくね?」
「そんなんしょーがなくね?いつもの事だし」
「あ、静香。懐かしの再会してたでしょ?」
「彩花さん、あざ〜す!」
「飯の後のセックスって、ぶっちゃけマジぱねぇんすけど?」
「よね〜」
「渡辺さんがギャルに…。マジか」
「秋津さんこそ、その水着跡、キモさパねぇんすけど?」
「さっき、なんで微妙に敬語なんだよ?」
「いや、当時あんま仲良かったわけじゃねーし…」
「ぶっちゃけ過ぎ!」
「秋津さん、冬華のコマン舐める気ないっすか?」
「こ、コマン?」
「あれ、何だっけ?マンコとか超恥ずかしいっつーか…彼氏に言わされてマジキモイって、唄子が言い出して…」
「で、コーマンがコマンで。私達ん中ではコマンだよね〜」
「すげぇ〜コマンって言ってるよね〜」
「知らねーよ!」
「秋津さん?元クラスメートのコマン、舐めたら超テンション上がりますよ、きっと。こいつイキますから」
「えぇっ?何勝手に決めてんの!?意味わかんね!」
「舐めてあげたら?再会のしるしに」
「渡辺さん…。まさか、こんな事になるなんて…」
「やべっ!来てんの?来てんの?」
「ンチュ…ぷちゅ…」
「きゃっ!…やべっ!マジぱねぇ…!」
「静香はヤリマンだもの」
「女としかやってません!」
「イクべ?冬華、もうヤバくね?」
「うんっ!あっ…イクイクっ!唄子…!ンチュ…!」
「あぁん!冬華ぁ!…すみません、秋津さん。こいつのケツの穴…ンチュ…!」
「あは…っ!唄子…!愛してる…!マジ、愛してっから…!…い…イッてる…!イッてる…!」
「唄子もイキなさい?ンチュ…」
「やべぇ!彩花さん、私のケツの穴…マジっすか?」
「唄子もイカなきゃダメ…。イけよ?」
「ふ…冬華…!コマン、ガン見なし…!マジなしにして…!あァ…っ!イッ…イッてる…」
「フフッ…!超下品だわぁ。世界の恥」
「お前もじゃん!」
(10分後)
「まだこいつ、乳首勃ってんですけど」
「きゃっ!おめぇもじゃん!」
「帰ってきたら、日焼けでメイクな人が驚いた」
「しかも、汗で化粧が落ちてるし」
「化け物」
「彩花さん!このガキ、しめちゃっていいすか?」
「コワい〜」
「渡辺さん…。人って変わるんだね…?」
「秋津さんがレズって聞いた時は、やべっ!付き合えたじゃん!ってリアルに思った」
「貴女達、さっかから会話が脱線し過ぎ」
「いつもこんなだよね〜?」
「ていうか、脱線が私達のウリだから」
「彩花から説明どうぞ?」
「…こほん。彼女達はビッチーズ∞って言って、まあ…ギャルの集団よね、分かりやすく言えば」
「あんまりこういうギャル、いないけどね?eggとかでしか見ない」
「勘違いして原宿来てる田舎者みたい」
「私達には私達のセンスがあるんで!」
「寝ぐせに言われたくないし。教授か」
「寝ぐせ!?」
「エイトって事は8人なの?」
「5人だっけ?」
「一応、4人じゃね?」
「脱退?」
「いや、脱退ねぇし。超結束固いから、私達!」
「伊達にレズでギャルやってねぇし」
「確かに。男なしじゃ生きていけなさそうなイメージ」
「ちょっと待って。マイク止めて?ガキ、それマジ本気で誤解だから」
「マイクってなに?」
「私達は、女である以前に、ギャルである以前に、私なんだよ!」
「あれ、違くね?女である以前にー、私である以前にー、ギャルじゃなかった?」
「両方言ってなかった?」
「じゃ、両方ってことで」
「いい加減だな!」
「見た目通りのバカか」
「お前よりは人生経験豊富なんだよ!」
「豊富(とよとみ)牛乳なんだよ!」
「いや、唄子。北海道ネタ、東京じゃウケねぇから」
「言ってりゃ、友達見つかるかもしんねぇじゃん!ギャルママみたくさ」
「ギャルママいるんだ?」
「ギャルママのギャルガキ、ギャルババアと私達で6人」
「地味ギャルいなくね?」
「あ、忘れてた。地味ギャルいれて6人」
「なんかカオスそうだな」
「ギャルの文化っていうのは、私達レズにも近い所があったりするのよ?少なくとも、普通の女の子よりは」
「マジっすか」
「群れより個人だったり、個人より群れだったり…。でも、自分を深く見つめてる事には変わりないし、世の中に与えられた理想像に向けて生きてない分、私は人として好き」
「彩花さん、マジいい人だわ〜」
「男なら絶対惚れてる」
「女でも惚れてよ?」
「自信満々でヤなやつ〜」
「(なんかまた、とんでもない縁ができちゃったなぁ…。できちゃったっていうか、復活?)」
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