(5月23日)
「ただいまぁ」
「あら。三人でどこ行ってきたの?」
「ゲーセンだよ〜」
「結果は?」
「私、いっちばぁん!」
「にば〜ん」
「さんばぁん…」
「やっぱりね…。彩花、ほんとゲーム運ないわよね?必ず負ける」
「そうなんだ?」
「あ〜!だから、レズ萌え荘ってゲーム禁止なの〜?ぶーぶー!」
「そ…それは違うわよ!」
「昔っからそうよ?ゲームやろ!って挑んでくるのはいつも彩花なんだけど、負けるのも必ず彩花…。で、罰ゲームなんかして…。ね?」
「ち…ちょっと!その頃の話は…!」
「なになに?聞きた〜い!」
「負けたほうが、全裸になるとか女性器いじって貰うとか、そういう罰ゲームにして、彩花は全然手加減なしで私よりも強いはずなんだけど…何故か必ず負けてたわよね?」
「それ、彩花がわざと負けてたんじゃないの〜?彩花、ドMだから」
「ドMじゃないわよ…。私はドS」
「それはそれで極端な…」
「あの頃の彩花は完全にドMよ?罰ゲームに負けて、喜んで全裸になって、ベランダでオシッコとかしてたもの」
「へんた〜い」
「でも、なんかラブラブな罰ゲームでちょっといいかも…」
「猫なで声出して、‘彩花はぁ、彩花はぁ…?’みたいな言葉使いで。ね?」
「え!マジ!?そんなだったの!?想像つかないんだけど…」
「優衣菜、当時彩花のこと、エロいだけのバカ女だと思ってたもん。今もだけど」
「こら!…ちょっと、優…?」
「あ、そういえばゲームで勝ったから、彩花になんかして貰おうと思ってるんだけど、何がいいと思う?」
「晩ご飯おごるから。らんぷ亭とか」
「らんぷ亭かよ!」
「じゃ、牛丼太郎」
「この辺ねーよ、牛丼太郎!」
「それよりはぁ…?テレビNHK以外も映るようにするとかぁ…。はるぴょんが見てるドラマ、私も見たいんだけど見れないからぁ…はるぴょんちでいつも見せて貰ってるんだよ?ぶーぶー」
「じゃあ、テレ東解禁」
「テレ東かよ!いいけど!」
「MXテレビのほうがいい?」
「どうでしょうclassic!」
「そういうのよりは、彩花の弱みを握っておいたほうがいいんじゃない?いつでも役に立つわよ?」
「ほほう?弱みとは?」
「お姉ちゃん、陰湿〜」
「別に、私弱みなんかないわよ?」
「ウソおっしゃい?弱みしかないじゃない、あんたなんか。じゃ、結構大きいのバラしちゃおう…」
「なになに!?」
「彩花って実は、赤ちゃんプレイが…」
「優っ!バカ!!」
「おぉっ!デカいリアクションきた!なんだってなんだって?」
「貴女、私だけじゃなく、マディソンにも赤ちゃんプレイを要求…」
「だめだめだめだめっ!」
「赤ちゃんプレイって…?彩花が赤ちゃんを可愛がるの?」
「違う違う。彩花が赤ちゃんになって、バブバブ…」
「んぅ…っ!!」
「わぷっ!!」
「おぉ…!キスして口封じとは…」
「元カノだから、できるワザ」
「しかも、割と長めにしちゃう辺り、まだまだ…」
「目もとろけてるし」
「ぷはっ!な…なにすんの…!」
「いいから来なさい!来て!」
「ちょ…ちょっとやだ!二階!?ぜ…全裸よ!私…全裸ぁ…!(バタン)」
「行っちゃった…」
「あの2人、これから絶対セックスするでしょ」
「いいなぁ」
「私としようよ?」
「今はいい〜」
「えぇ〜?」
「赤ちゃんプレイの詳細、聞けなくなっちゃったよ…。なんか消化不良」
「じゃあ、あいつに聞いてみる?もう遅いから明日になっちゃうけど」
「あいつって?」
「あんま合いたくないけど…。合わせて、話聞けたら、ご褒美にセックスしてくれる…?」
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