(5月3日)
「あ、美姫さんだ」
「お邪魔してま〜す」
「バカ優衣はいないの?」
「お母さんに取られちゃって…」
「あらら。混ざればいいのに」
「あ、そっちじゃなくて…買い物の荷物持ってほしいそうで…」
「そういえば、私もそれを避けて、わざわざ時間ずらして帰ってきたんだった」
「あらら…。要領いいのね、優衣菜ちゃんは」
「あいつは要領悪いから心配なんだよなぁ…。お姉ちゃんみたいな人生負け組になっちゃいそう」
「これからレズ萌え荘ですか?」
「ううん。今日は静香も来ないし、家で撮り貯めたテレビと、ネットのチェックでもしようかな〜と」
「あら、残念。私も引き上げて途中まで一緒に行こうと思ってたのに」
「家に帰るんですか?」
「ううん。私は今実家じゃないし…。今日は母淫内のグループ活動に行くの」
「グループ活動って…あれか。ヌーディスターみたいなやつか」
「はい。ヌーディスターには、まださすがに勇気がなくて入れないんですけど…」
「じゃあなに〜?」
「一つはGスポッツって言って、じ…自慰が大好きな女の人が集まって…っていう…」
「あ、知ってる。グラドル好きな麻衣さんがやってるんだよね」
「もう一つは、ドMんむんって言って、ドSやドMを体験できるっていう…」
「そっちは知らないなぁ。にしても、母淫に匹敵するほど、ネーミングセンスにひいた」
「今日は…ど、ドMんむんのほうに約束が入ってて…」
「今度、ついていっちゃダメ?」
「え?優衣菜ちゃんが?」
「ママにはちゃんと許可とっとくから。ねぇ〜?行きたい〜!」
「わ、私は別にいいけど…」
「よっしゃ!はるぴょんみきちーも誘おうっと」
「えぇっ!そんなに…!?」
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