(2月28日)
「もう2月も終わりだね〜」
「今年はうるう年だから、もう1日あるよ?」
「あ、そうだっけ?」
「お腹空いた〜。なんか食べるものなかったっけ?軽いの」
「なんかあったっけ…?」
「あ、ビスケットがあった。マミー」
「牛乳につけて食べると美味しいよね〜」
「今日はビスケットの日らしいわよ?…はむっ!…う〜ん、旨い!この程よい甘みがなんとも…」
「へぇ〜。またカレンダー?…あ、もう一つあった」
「なに?」
「バカヤローの日」
「な、なにそれ?」
「昔、吉田茂って首相が、バカヤローって言ったのをきっかけに議会が解散した事があったの。通称、バカヤロー解散」
「バカヤロー解散!」
「だから今日だけは、バカヤローって叫んでいい日って事になってるらしいわ」
「静香のバカヤロー!」
「えぇっ!なんで…!?」
「全然、私の気持ちに応えてくれないんだもの!私はこんなに恋してるのに…!」
「え、エッチはいっぱいしてるじゃん…?」
「エッチだけじゃダメ!付き合って!」
「静香はないの?誰かにバカヤロー」
「彩花のバカヤロー!」
「うわっ!思わぬ所から弾飛んできた!?」
「なんで?」
「忙しくて、あんまり一緒にエッチできないんだもん」
「なぁんだ…」
「静香って、ほんとエッチが好きなんだね?レズの鏡」
「最後に彩花?どうぞ」
「和奏のバカヤロー!」
「ぶひっ!な、なんで…!なんでぇ…!?」
「全てが」
「がーん」
「豚、撃沈」
「焼き豚にして、みんなで食べよう」
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