(1月31日)
絵美だ。
秋津とセックスする時間が減っちまったんで、母淫のコミュニティーで、新たな恋人っつーか…セフレを探すことにした。
こないだ鬼百合・戒を飲ませた五十嵐達は、まだ薬の効き目が強くて淫乱過ぎるし…。
母淫に入った当初は、面白くて色んな女とセックスしたもんだが…だんだん秋津一筋になって、しばらくはコミュニティー使ってなかった。
また使うことになるとはな…。まるで失恋気分だぜ…。
でも、そんなに負け組って感じはしないのがありがてぇな。
レズは、友達もセフレも恋人も、全部イコールみたいなもんだし。
友達探しにエッチもついてくるってノリで探すんなら、気楽なもんだ。
「ふぅん…。…お、こいつ。なかなかいい女じゃん」
(電車の中)
それから二週間ほど。
私は気の合う友達を一人見つけて、よく会いにいくようになった。
「(…照れてんのかよ、私。いや…恋人じゃねーしさ。エッチはするけど…。あぁもう…)」
道すがら、ドキドキしてる自分に自己嫌悪…。
初恋したての女子高生じゃねーんだぞ!大人だぞ!こんちくしょー…
三浦半島にやってきた。
元々、横浜で教師やってるのも、この辺の海が好きだからなんだが…
最近はあまり遊びに来てない。
大学の頃とかは、ほんとよく遊びに来てたんだけどなぁ…
「おぉ!いたいた。お待たせー」
「はいは〜い。ちょうどこの電車だと思ってたわ」
こいつがその新しい友達、松本燿子だ。
スキューバダイビングのインストラクターをしてる。
趣味はスキューバとサーフィン。
…私は女と恋愛だと、やっぱ友達感覚で選ぶんだなぁと思った。
あと、がたいが良くて健康的で…
うん。こういうのがいい女だな。
初めて逢った時も、ラブホじゃなくて海岸の岩場でセックスしちまったし。
「不倫がお上手ね」
「不倫じゃねーよ」
「じゃあ、なんで不倫クラブから私を探したのよ?」
「…たまたまだよ」
「うーそだ?不倫願望あるんでしょ?心配しないで。私もあるから。うふっ」
「うふっ、じゃねーよ!」
そう。私が使ったコミュニティーは…母淫の中で今、話題のサイト‘不倫クラブ’。
不倫って言っても、母淫は浮気、不倫推奨なんだから、本来ありえねぇわけだが…
「女はね…?女の武器を使って、他の女を出し抜いて幸せになりたいって願望が誰にでもあるの。人から幸せを奪って、自分が幸せを得ている時のなんとも言えない快感…」
「お前、性格わりぃぞ?」
「あら?私は願望に正直に向き合ったほうが、いい方向に行けると思ってるわ。そのための不倫クラブだもの」
つまりだ…?母淫の中の不倫クラブは、浮気や不倫をあえて一度否定し、特定の女と夫婦みたいな関係だって公表する。
限に母淫には、結婚みたいなことして、祝福してくれるコミュニティーもあるしな。
燿子はそこに、恋人である女と肩を並べて幸せそうに映っている。
母淫にも認められ、祝福された、いわば公認カップルなわけだ。
なのに、こいつは…!
「せっかく結婚みたいな真似までしたのに、それ全部、不倫の興奮を味わうためのフェイクとはな…。どうかしてるぜ」
「どうかしてるぜ!」
「いや、いいから。…ったく、信じらんねぇな…この淫乱」
「えー?そうは言うけど、私だって最初は、美紀恵とラブラブだったのよ?」
美紀恵ってのが、こいつの女だ。
「なんだっけ?確か…失恋がきっかけか?」
「そう。私が当時付き合ってた彼氏にヒドいフラれ方して、仕事できないくらい凹んでたら、毎日励ましてくれてさ…?
なんで、何の見返りもないの分かってんのに、こんなにしてくれるのか…。なんか、逆に可哀想になっちゃってさ?美紀恵を」
それ…こないだも聞いたぞ?ま…美紀恵って女のこと、嬉しそうに話してるってことは、まだ全然好きなんだと思うぜ?それが不倫たぁ…
「愛してあげたくなって…。最初は友達同士のままで、エッチだけしてみたの!そしたら、なんか毎日やめられなくなっちゃって…さ」
「で、お前が愛した美紀恵さんは、今はどうなんだよ?」
「一緒に住んでるわよ?エッチもしょっちゅうしてるけど…美紀恵、母淫の信者の人達との乱交にハマっちゃって…」
「でも、それは母淫じゃ最初はあるあるじゃねぇか?私も入った当初は、色んな女とエッチしたくて乱交しにいったし」
で、みんな全然いい人だし、気持ちいいからまた行きたくなるんだけど…。行かなくなるのは、やっぱ本命の子ってあるからなんだろうなぁって思う。
「お前だって、最初は言ってたんだろ?しかも、美紀恵に反対されてたのに」
「確かに、最初に行ったのは私だし、美紀恵がずっと反対するから、逆に連れてって、みんなで輪姦しちゃったのも私だけど…」
「最低だな」
「でも、私が行かなくなっても、まだ他の女に裸じゅう開発されても喜んでるんだもん。嫉妬して、不倫して、美紀恵よりいい女だって思ってたいじゃない…?」
「お前、嫉妬はダメだって母淫の決まりにあるじゃねーか…」
「女は嫉妬する生き物なの!」
「私、しねーし!そんなに!」
こいつ…ダメな女だなぁ。
まあ、趣味が合うのとセックスが上手いから、付き合っちまってるわけだが…
「あんただって、生徒さんにフラれそうだから、不倫クラブに入ったんでしょ?えらそうな事言えるの?」
「うっ…。まあ…そりゃな…」
「その生徒さんを、見返してやりたいんでしょ?不倫って、少なからず見返してやりたいって気持ちは入るのよ?ね?」
「わ…わーったよ。わーったから、早く海入ろうぜ…?」
「セックスが先がいいわ」
「い…いいけど、どこですんだよ…?」
「ここで…」
燿子は、おっぱいを見せつける。
「マジかよ…?大胆な不倫だな…」
「大胆な不倫ほど、快感になるんだから」
私の不倫は、この燿子って女と、セックス海セックス海セックスセックス…って感じで、肉体疲労ハンパない感じで過ぎていくのだった。
秋津…。先生は不倫してるぜ?お前が…ちゃんと愛してくれねぇから…
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