(1月28日)(古本屋)
「古本屋さんって、古本の臭いがするよね〜?ブックオフはあんましないけど」
「独特な臭いだよね〜」
「静香はなに探しに来たんだっけ?」
「エロ本」
「最悪〜」
「優衣菜は?」
「ゲームだよ〜」
「じゃあ、なんでこの辺ウロウロしてんの?」
「静香こそ」
「あ、これ懐かしい!血液型の説明書のやつ!」
「あ〜、あったあった」
「女子はこういうの好きだよね〜」
「あんたも女子だろ」
「優衣菜、何型だっけ?」
「何型に見える〜?」
「お約束のやつきたー」
「いいじゃん?女の子はね?人からの印象が気になるものなのだ」
「私も女の子なんだけど…。あ、ちなみに私は…」
「ダメっ!優衣菜が当てる!」
「えぇ〜?何それ!じゃあ、先にどうぞ」
「う〜んと…。とりあえずAではない」
「…なんか凄く失礼な事言われた気がする」
「BかOかな〜」
「Oです」
「だよね〜!」
「…どの辺が‘だよね’なんだよ」
「優衣菜、当ててみて?」
「BかAB…。Bかな〜」
「正解!ねぇねぇ?どの辺で解った?」
「ワガママだからB」
「ぶーぶー!ワガママじゃないし」
「ちなみに他の人の血液型解る?」
「解るよ〜。当ててみゆ?」
「…彩花はBかOかな。私達と似たオーラがある」
「ぶっぶぅ!彩花はAです!細やかで結構神経質なんだよ」
「ふむ…。優はAB?」
「確か正解。変わってるもんね」
「和奏は…いいや」
「ひど〜い。きっといい血統の豚さんです」
「冬木さんは全く解らないな〜」
「あんなやつ、どうでもいいし」
「やっぱり優衣菜はワガママだな〜」
「静香こそ、マイペース過ぎ」
「…だから、気が合うのかもね?」
「…そうですね!」
「いいとも?」
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