(11月24日) | |
※画像準備中 |
「♪〜♪」 |
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「何の鼻歌?」 |
「いつでも夢を」 | |
「貴女ねぇ…。いつの時代よ?」 | |
「いいじゃない?今日は香織が私の趣味に付き合ってくれたから、とってもご機嫌なの♪」 | |
「おばあちゃんと来て以来だわ…。そば屋さんなんて」 | |
「日本人は、そば屋か定食屋が大好きだと信じたいわ」 | |
「はいはい…」 | |
「ほら。この鰹節のいい匂い…。これに感じてこその日本人よ」 | |
「感じるって…。ううん、なんでもないわ」 | |
「?…なぁに、香織。イヤらしい意味だと思った?」 | |
「ば、バカ…!やめなさいよ?大人なのよ?」 | |
「はいはい。香織は固いわね…。何が好きなの?」 | |
「え?あ…私は、やっぱりイタリアンかしらね」 | |
「サイゼ?」 | |
「…私、一応医者なんだけど。いや、サイゼも行くけどさ…」 | |
「五右衛門好きじゃなかった?」 | |
「そうね。和風パスタが好きだわ」 | |
「ほぉら?香織だって、やっぱ日本人なのよ。舌が和風を求めてる」 | |
「参ったわね…」 | |
「あ…!おそば来た来た」 | |
「すみません…。じゃ、頂きましょうか」 | |
「あ、すみません。後でそば湯も」 | |
「はぁ〜ぁ…」 | |
「?」 | |
「なんでもないです」 | |
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