忍海よ。
あれは、本来多香子に何でも言うことを聞かせて、好き放題な人生を送らせたいと思っていた私達忍者3姉妹の思惑は、逆転してしまった時の話…。
(回想)
「うっふふ…!多香子、貴女を男どもに輪姦させて、孕ませた所を写真撮ってあげるわ」
「アヘ顔Wピースさせてあげる!ニンニン!」
「ひ、ひぃぃぃ…!」
最初のうちは多香子、怯えていたけど…
「アハァ…!アハァ…!ねぇ…?アヘ顔孕ませWピースはまだぁ?貴女たちとのレズプレイもいいけど…そろそろ輪姦もされてみたいわぁ!」
「も…もうじきよ、もうじき!ね、忍菜?」
「ていうか、楽しみにすんな!ニンニン!」
「手裏剣で乳首、ツンツンしてぇ…!クナイでおまんこツンツンもいいのぉ…!」
私達が、よく口にするくせに実行しない、アヘ顔孕ませWピースについて、ある日多香子は鋭い見解と共に、証拠を出してきた。
「この写真と動画…」
「!?」
「忍乃さんよね?忍者コスプレしてレイプされてるのなんて、これしかなかったもの」
多香子が見せてきた写真と動画には、男たちのチンポをくわえまくり、アヘ顔で孕まされてWピースしている次女、忍乃(おしの)が映っていた。
「!…お主、どうしてこれを…!」
「散々口では言うのに、私にアヘ顔孕ませWピースをさせなかったのは…自分達の誰かが同じ目にあっていたから」
「ち…違うもん!」
「私みたいな政治家の卵を憎んで、同じ目に合わせてやりたいって気持ちはあるけど…実行はできない。そういうのを…国民の声って言うのよ」
「おのれぇ!エラそうに…!」
「…ずっと気になっていたのよ。貴女たちが3姉妹揃って残忍なワケを」
「え…?」
まぁ…多香子を焼き殺そうとしたくらいだから、残忍だけど…
「忍乃さんがこんな残忍にレイプされたから…姉妹揃って…」
ぷっ…!あははは…!
「ぶっぶぅー!政治家のせんせぇのくせに外したぁ!」
「まるで国民の声、聞けてないんじゃない?ウフフ…!あははは…!」
「…どこが違うって言うのよ?有権者から直接声を聞いておきたいわ」
「それは……」
「機密情報保護ってことで…」
「…姉君、忍菜」
忍乃…?
「多香子に…話したい」
「だ…ダメよ!?話したら…」
「このままでいいんだよ!何も話すことないよ…!ござるござる!」
お金だって多香子からキッチリせしめられてるし…このままでいいのよ!
「ずっと気になっていたのよ。私からお金をたくさんせしめておきながら…貴女たちの誰一人、裕福になった様子がないの」
「えっ…?」
「普通は、人から脅しとったあぶく銭なんて、速攻で贅沢に使ってしまうものよ?身なりも派手になるはず。なのに…」
「ちょ…貯金よ。不安な世の中だから貯金を…」
「子どものための」
「あ……」
「……」
「無念…」
バレてた…
「この写真の、アヘ顔孕ませWピースしてるお腹から産まれた子でしょ?忍乃さん?」
「…おおせのとおり」
「私が間違えたのは…レイプされてたって部分ね?残念だわ。私はレイプにしたかったのに」
「ハァ…!?」
「レイプのほうが、私がやりたい政策の役に立って貰えてたのに」
「お主っ…!やはり根っからの悪…!」
「…好きだったんでしょ、チンポが」
「ぬぅ…!」
「ウソ…っ!」
「そ…そこはせめて、彼がこの中にいて愛してたって言いなさいよ!?」
「いいえ、忍乃が好きだったのはチンポよ?これだけ大勢の男のチンポを夢中で次々とくわえて…」
「ち…違うんです!姉者は…いんらんじゃないんです!早く誰か結婚して…男の人がうちにお金入れてくれないと…ヤバかったから…!」
「忍菜…」
「父や母が捕まって…私の来年の学費もない状況だったから…。いくら風俗で稼いでも、やっぱり守ってくれる人がほしいって願望は強くて…」
「大学にもいけない私が…一流大学の大学生の彼氏ができて…その彼に調教されてくうちに…アヘ顔孕ませWピースもやるようになって…」
「妊娠してるのに、今が勝負だからって毎日のように乱交する忍乃は…痛々しかったわ…」
「あの頃は…この中から誰か私と結婚してくれるって、本当に思ってた。みんな優しい人だったし…。最低でも、私を調教した本命の彼は拾ってくれると思ってた…」
「…でも、誰の子かも分からない赤ちゃんを、引き取るほどの人はいなかった」
「みんな、姉者の穴…使うだけ使って…ヒドいよ」
「忍乃の自業自得だけど…赤ちゃんは産まれてしまったから…」
「私から巻き上げたお金は、全部その子の養育費…」
「女の子よ。忍乃や…私達のような思いをさせたくないのよ。お金のために春を売る私達のようには…」
「貴女たちが残忍なのは、その事件以降ね?窃盗とかに手を染め始めて、私を襲ったのも…」
「…我ら一族の悲願や呪いから解放されるには…それぞれ結婚して幸せになるしかないと、当時は考えていたんだ。
もう忍の時代は終わったし、私達は女なんだから…嫁いで、一族の縁を捨てることができると」
「でも…それが最悪の結末を迎えたから、忍者に復帰したわけね」
「…ここまで私達一族の恥を知ったお主を、生かしてはおけぬ」
「一族?貴女たちだけの恥でしょ?」
「うるさい…!生かしてはおけないから、殺しちゃうもん!ニンニン!」
「お金はいいの?」
「政治家に金の話をされて屈伏したとなっては一族の恥…!覚悟…!」
「あ…あぁん!やめてぇ…!乱暴しないでぇ…!」
「全裸のまま、手裏剣の的にしてくれるわ」
「クナイでおみゃんこ引き裂いてあげるぅ!ニンニン!」
「ま…待って!」
「姉君…!?」
「ダメよ…。こんな…男や世間にいつまでも逆恨みしてちゃ…」
あんだけ饒舌だった多香子が、私達がレイプし出した途端、女の顔になって怯え始めた。
ここで多香子をレイプして殺してしまったら…
忍乃を孕ませて弄んだ男たち以上に身勝手になっちゃう…
「ハァ…ハァ…!ねぇ…?殺してもいいのよ…?私の処女を奪った貴女たちに、レイプされた果てに命を奪われる…。
恐怖だけど、私…女の政治家として一番知っておきたいことを勉強できて死ねるのだから…本望だわ」
知って…おきたいこと?
「…承知した。姉君がそういうなら」
「ござるござる!」
「あんっ…!そんなぁ…」
(回想終)
そして多香子は、忍乃が産んだ私達の子に会い…直接、私達のお金を管理し、教育を始めた。
女であることを嘆いた私を、秘書として勉強していかないかと誘われたのもその頃。
忍乃と忍菜は相変わらず風俗やデリヘルで稼いでいるけど、ちゃんとお店を自分で持って経営するようになったわ。
「どうしたの、忍海?」
「あ…いえ。先生と出会った頃のことを思いだして…」
「…恨んでいいわよ。あの頃の私は本当に勉強不足だったわ」
「いえ…。忍乃の子を…きちんと教育して下さり、私達を一人前の社会人に育てて下さり…感謝していますわ」
「全部、自分のためよ。女性の管理職や社会進出を増やすのは私の父上の政党の重要な政策の一つだし…
あの子は私が政治家として当選する頃には…有権者になってるでしょうから」
「…そういう発言は政治家としていかがなものかと」
「言うわねぇ?…貴女だから本音を言ったつもりなのに」
…ほんと、常に人の心を掴みにいこうとするから怖いのよ…多香子先生は。
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