(1月2日)
優衣菜です。
元旦はみんなそれぞれ家に帰っていたけど、2日はみんなレズ萌え荘へやってきました。
「あけましておめでとうございまぁす!」
「なんか元気じゃん、しずか」
「徹夜明けでハイテンションなのかも…。あとでちょっと寝ま〜す」
「マイペースね…。私、母淫の新年会が明日あるから、今のうちに年賀状のチェックしないと…」
「彩花は年賀状たくさん来るよね〜?お姉ちゃんとは大違い…」
「なによ!あんただってほとんど、あけおめメールでしょ!」
お姉ちゃんは昨日、春日家だけの元旦に彩花がやってきて、ちょっと気まずそうながらも嬉しがっていたのです。
彩花は元々、ずっと春日家にいそうろうしてたから…
昔に戻ったような空気でした。
なのにお姉ちゃんときたら…
「昨日、途中で急に出かけちゃってさー?ほんとコミュ障だよね〜?どこ行ってたの?」
「べ、別に…!元旦は都心が空いてるから、あえて繁華街に行ってみただけよ…」
「またひねくれ過ぎてワケわかんない行動してるぅ…」
「あんただって、途中からお母さんと彩花の話に飽きて、部屋に優衣とゲームしに行っちゃってたじゃない!?」
「…ゆいな、コミュ障じゃないもん」
「人のことは散々コミュ障呼ばわりするくせに…」
「それに、優衣とゲームなんかしてません〜!優衣、ゲーム弱いし。お互い漫画読んでました」
「別々のマンガ?」
「うん。私は 静香に薦められた えりるい! の1月号の。超バカっぽいけど、まぁまぁおもしろかったよ?」
「超上から目線な上に、別々のマンガ読んでたって、なかなかコミュ障な気がするけど…」
「ちなみに優衣は冬コミで買った企業ブースのタペストリー飾る場所で悩んでました」
「お年玉前借りして冬コミかぁ…」
「コミケ、今年は私も行ってみたいな〜♪ お姉ちゃん、言ったことあるんだっけ?」
「!さ、さあね。…え、えりるい私も見るわ。秋津さん、貸してくれる〜?」
「…ごまかし方がちょっと昭和」
愛理香ですわ。
あけましておめでとうございます。
せっかくのお正月なのに、家族に顔を合わせたくない下層市民たちが、私の元に集まってきてますわ
「え〜り〜か〜?あけおめっ!ていうかさ…お年玉くんねぇ?
マジ、ちょっとでいいから!ほら?綾も欲しいって顔してるし!」
「ハァ!?バカ言え…!何でタメのやつからお年玉貰うんだよ…」
「お正月から酒臭いですわ…」
「瑞穂はべろんべろんだね。綾は強いなぁ…」
「顔に出ないだけでぇ…綾もへべれけだべ?」
「あぁん…お年玉ぁ!お年玉ぁ!暇だからパチスロ行きたぁ〜い!だからぁ…お金お金ぇ!」
「じゃあ…せっかくだから、お正月らしいゲームをして、勝ったらお年玉を差し上げますわ」
そこで、始めたのが露出羽根突き。
「ひぃああああっ!寒いっ!超寒い超寒い!ほぼ全裸マジやべえし!」
「だ…第一、誰かに見られたらどうすんだよ…?」
「元旦だから、車も人も少ないしいいじゃありませんの」
近所にある、通学する児童以外、まず誰も使わない歩道橋の上で、ほぼ全裸になった私達4人。
「ここ、下に自転車用の横断歩道あるし…徒歩の人もみんなそっち渡っちゃうもんね」
「歩道橋って、古くなって最近どんどん減ってるんだってな。まあ、それなら何とかバレずに…」
では、全裸羽根突き開始ですわ!
グーパーの結果、私&瑞穂vs瑠衣&綾のチームになりましたの。
「あんっ…!羽根ってトゲトゲしてるぅ…!マンコ痛ってぇ…!」
「相変わらず変態な遊び、私達にやらせやがって…!今年こそはぶっ殺すからな、愛理香!」
最初打つチームの女性器に、羽根を軽くねじ込んで、汁をつけてから試合開始ですわ。
「しっかしまぁ…よく羽根と羽子板揃えられたよ…なっ!」
「きゃ…!早い…!」
「墨汁と墨もだ…よっ!」
「あぁっ!ごめん…!」
瑞穂が落としてしまいましたわ。
「いぇ〜い!じゃ、墨は?」
「落とした瑞穂の裸に、好きな落書きをして構いませんわ」
「マジでっ!?やぁ…ちょっと待っ…!きゃああっ!冷たっ!ていうか、くすぐってぇし…!」
「‘男つくんな’…と」
瑞穂のおっぱいからおへそ、股間にかけて、綾が文字を書き殴りましたわ。
さながら、裸体が習字の半紙代わりになった書き初めですわね。
「なに書いてんだよ!言っとくけど私、レズじゃねーし!」
「お前、今年はマジちゃんとしろよ?中絶とかぜってぇありえねぇかんな!」
「…もぉ。おせっかい超ウザイ…」
そして、瑞穂のアナルに…
「あぁん!な…なに入れたの!?金っ!?」
「千円札ですわ」
「えぇっ!なんでぇ!勝った方がお金貰えるんじゃないのぉ?」
「瑠衣…。お前、正月から酒臭過ぎ。風邪ひくぞ…?」
「勝った時には、いいことなんていくらでも起きますけど、
負けた時には、他にもヤなことが連鎖的に起こったりするじゃありませんの。
だから…お年玉は負けたほうにあげますわ」
「ば…バカにしやがって!」
でも、それを聞いた途端、瑠衣と瑞穂はみるみる負け始め…
「あっはぁぁっ!私のお年玉袋…おぉぷぅぅん!(くぱぁ)」
「やべぇ…。マンコにもう千円札入んねぇ…。五千円か万券に両替してくんねぇ?」
「うひひぃ!瑠衣の裸に、いっぱい落書きしていいよぉ?
あ…アナルに千円まだ入る!入れてぇ!入れてぇ!お金お金ぇ!」
「や…ヤリマンって書かれちゃったぁ!超ウケる!千円貰えんなら、どんどん書いていっから!」
私と綾が打ち合いをしても、それをわざわざ妨害してまで自分のミスをアピールし…
瑠衣と瑞穂の裸体はもう書ききれなくなるくらいに、落書きまみれになりましたわ。
バカとかビッチとかブスとか、悪口…なんですけど、
私が瑠衣、綾が瑞穂に描いてるから、いい気味というよりは、
心配の象徴を見せられてるような気分ですわ。
瑞穂と瑠衣の女性器、アナルには数10枚の千円札がねじ込まれてしまいましたの。
「!?…パトカーが向こうから来ますわ!」
「やっべえ!逃げろ!」
「あぁん!お金がマンコからこぼれちゃうぅ!」
急いで、現場から逃走。
落書きした体のまま、近所の路地に逃げ込みましたわ。
「ラスト一回…どっちが落としたんだよ?」
「あれは…無効ですわ」
「いや、絶対あれお前だって。落としたの」
「綾でしょ」
「綾だべ」
「んだよっ!」
お年玉をたくさん穴にねじ込んで貰えて大満足の2人と比べて、綾はまだ不満そう…
「勘定しちゃお!千円…あんっ!二千円…アハァ!」
「アナル刺さったの、抜いてくんね?瑠衣」
「あいよっ!」
「ネコババなしな?…あんっ!」
「瑞穂って、こんなにお金にがめつかったっけ?」
「今年はもう…男にたからないって決めたんだよ。綾にマジ心配かけるし…」
2人が稼いだお年玉を数え始めた頃、私と綾は…
「じゃあ、引き分けってことで、お互い一筆ずつ」
「けっ…!」
「千円…マンコとアナル、どちらに欲しいんですの?」
「どっちでもいいよ…。早くしろ」
「じゃあ、マンコに…」
「んっ…!」
「じゃあ…墨汁と筆で、綾の裸体に筆下ろしさせて貰いますわ」
「…イヤらしい言い方してんじゃねーよ」
「本来の意味ですけど」
「いちいちうるせっ…!ぁ…ぁ…バカ…乳首の上を通ってんじゃねぇ…」
「できましたわ」
「おぉ〜!綾にも初落書きじゃん」
「‘バカ’だって」
「シンプルにうっせーな!ボキャブラリーねぇお前のほうがバカだ!バァァカ!」
「綾には今年、バカになって欲しいですわ。家族のこととか…」
「!…う、うっせーな!そういうつもりなら私も…」
「あんっ!私の裸が落書き帳に…っ!ち、乳首を念入りに何度も何度も塗らないで頂けます…!?」
「できたっ!私の心の叫び」
「な、なんて描いたんですの…?」
「‘死ね’って描いた」
「きゃははっ!マジシンプル過ぎてウケる!」
「えぇっ〜?愛理香死んじゃ困るよぉ〜?金づるなのにぃ…」
「ハァ…ハァ…!うへへぇ…!」
「なに興奮してんだ、お前?死ねって描かれた裸さらして…」
「ちょっと罪悪感あるっしょ?綾」
「!…ね、ねぇよ!し…死ねば?くらいにしときゃ良かったな…って」
「ううん…。死ねって言葉が…一番ウソ偽りない生の言葉で…とっても嬉しいし、興奮しますわ…!
‘愛してる’なんかより…ずっとずっと感情がこもってて…感じますわぁ!」
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