皆様へお知らせ
まち・コミュニケーション運営委員であった高森一徳(阪神大震災を記録しつづける会)さんが、 12月6日未明、心不全で亡くなられました。まち・コミでは、運営委員会でのアドバイスの他、ものごし優しく若者に語ってくれました。修学旅行生等のために記録しつづける会の書籍や印刷機等の物的支援に加え、被災地の支援の中身や支援をするグループそのものの問題を出し合い、共有していく作業をフォーラムも共に行ってくれました。
高森さんは、阪神・淡路大震災を「豊かな時代の災害」とよくおっしゃっておられました。阪神大震災を記録しつづける会の採用手記の中でもそれを伺えることがよくあります。生き甲斐が見つけにくい社会だと。我々は、若くして亡くなられた高森さんの遺志にも報うべく、教えでもある日本の課題である「真」の復興に向けてこれからも取り組んでまいりたいと思います。
2004年12月25日
まち・コミュニケーション 宮定章