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みくら大集会のおしらせ

 10年前の阪神・淡路大震災において甚大なる被災を受け、復興まちづくりにおいて多くのボランティアやまち、団体などとの様々なつながりのできた神戸市
長田区御蔵(みくら)に、現在までの関わりのあるなしに関係なく一堂に集まり、まちを、神戸を、社会を、災害を学び、語り合いましょう。
 それは自らの10年間を振り返り、認め合い、新たな出会いを作ることで一人一人がこれからの未来を創造し生きていくためのきっかけとなることでしょう。

●日時
2005年1月15日(土)17:30〜20:30

●場所
御蔵通5・6・7丁目自治会館(御蔵通6丁目)

●参加費
3000円(会食費込み)

●宿泊のご案内
御蔵内において宿泊できます(1月15日;16日受付)
 (一泊2000円、寝具持参(寝袋など)雑魚寝となります)

●連絡先・主催:みくら大集会実行委員会
〒653-0014
神戸市長田区御蔵通5-92-2みくら5-101
まち・コミュニケーション内
e-mail:m-comi@bj.wakwak.com
TEL:078-578-1100:FAX:078-576-7961
たくさんの方のご参加をお待ちしております。


●その他午前中のオプションツアー紹介
 ※震災から10年を経た神戸の”今”を学ぶツアー。現地集合、解散。時間によって掛け持ちもできます。

被災地NGO恊働センター
兵庫区中道通2-1-10
時間:14:00〜16:00 料金:1500円

被災地NGO恊働センターは、仮設住宅の支援をしていたボランティア団体の連絡会が前身です。御蔵を離れたのち、2000年より兵庫区を拠点に活動中。現在は被災者の生きがい・仕事作りのための「まけないぞう」の制作や、国内外の災害救援、現場の活動の経験を踏まえた提言・提案活動を行っています。ツアーでは最近の災害救援活動についての報告を交えながら、震災10年を迎えての神戸の現状や今後について考えていきたいと思います。

ひまわりの会
長田区四番町4-54-38号棟長田文化会館
時間:9:30〜12:30 料金:1500円
 ひまわりの会は震災後出来た識字学級です。阪神大震災後の住居の移動による孤立。地域の夜間中学後の学ぶ場がないなど、震災後文字の読み書きの不自由な方達にとって不利な状況を見据え、みくらボランティア村に存在したSVAから独立し、現在も活動しています。ツアーでは文字を学ぶ在日韓国朝鮮一世の方、地域の高齢者達の中に、ボランティアとして入ってもらい文字を教えながら学ぶ意味と力、体験などを聞かせていただきます。

阪神・淡路大震災まち支援グループ まち・コミュニケーション
長田区御蔵通5−92−2−101
時間:午前の部:10:00〜13:30,午後の部:14:00〜16:00
料金:午前午後通し食事付:2000円;食事なし午後の部のみ:1500円
まち・コミュニケーションは、まちづくり協議会の事務局的役割を担うことから始まり、震災以降10年間、地域住民と共に御蔵の復興まちづくりに尽力してきました。活動のテーマは「日常から人と人の繋がりを創っておくことが、有事において自分たちの町を守ることに繋がる」です。ツアーでは、スライドを使って震災前のまち、震災の被害、復興への取り組みを紹介し、その後被災の経験を持つ地域住民の方にまちを案内していただきます。特に午前中には、当時避難所等で行われていた炊き出しを、地域のご婦人方に教わりながら体験します。

人と防災未来センター
中央区脇浜海岸通1-5-2
時間:13:00〜16:00 料金:1500円
 人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に継承し、国内外の災害による被害を減らすとともに、いのちの尊さと共に生きることの素晴らしさを伝えていこうとする思いからつくられた施設です。
 震災直後の破壊された町並みを実物大で再現したジオラマや、体験コーナーを見学した後、震災後の神戸や自分自身をふりかえり、参加者同士で未来に向けて自分たちは何をすべきかを考え、それぞれの思いを共有します