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まち・コミ紹介
設立趣旨
 「阪神・淡路大震災まち支援グループ まち・コミュニケーション」は、平成8年4月設立。阪神・淡路大震災により約8割焼失という大きな被害を受け、土地区画整理事業地区に指定された神戸市長田区御蔵通5・6丁目において、コミュニティの再建を支援してきました。

効率や利便を優先する現代において人任せの風潮が拡大した結果、地域のつながりを減少させたと考え、復興における被災住民の主体性が必要であると感じたことから、住民が主体的にまちづくりに関わることで、住民同士の交流を図りながら愛着が持てるまちをつくることを目標にしました。まちづくり協議会による復興計画策定段階や生活再建では住民の意見が計画に反映するよう支援し、ハード面では工事を業者まかせにせず素人でも関われる工程には参加できる機会をつくり、イベントなどのソフト面では一人でも多くの人が気軽に関われるよう工夫し参加を呼びかけました。まちづくりの各場面で外部からのボランティアが大勢関わり、あらゆる立場の人を巻き込みながらまちづくりをしてきたことが高く評価されました。

阪神・淡路大震災では、主体性を育むことの大事さを経験しました。その経験は、平成11年に台湾で起こった集集大地震や、平成16年に西日本を中心に襲った台風23号の被災地である兵庫県豊岡市出石町鳥居地区などにも広がり、交流が続いています。各地区のパートナーと住民主体の大切さを共有し、地域づくりや人材づくりに生かしています。また、東日本大震災被災地でも、住民が主体となって地域を復興させることを目指し、まちづくり支援を行っています。

支援と称した活動に参加する中でボランティア自身も、地域の人々や共に活動する仲間との出合いから社会や自然との関係を学び、日常で起こっているごく普通のことにも気付き、成長してきました。社会で通用するスキルを身につけ、仕事で生かしている人もいます。活動に関わった多くの人々にとって、貴重な体験ができる場であったと自負しています。

活動の場と機会をさらに広げていくため、「まち・コミュニケーション」として特定非営利活動法人に申請することにしました。今後はこれまでの活動を継続しながら「まちづくり」と「学びの場づくり」「交流の場づくり」を行い、主体的に行動できる人材を育成するための"育ちの場"を提供することで、豊かな地域社会の構築に寄与していきます。


沿革
1996年1月 御菅地区震災犠牲者慰霊法要開催(現在に至るまで毎年開催)
1996年4月 阪神・淡路大震災まち支援グループ まち・コミュニケーション設立
共同再建住宅コーディネート開始
1996年8月 河内音頭夏祭り開催(現在もつづく)
1997年8月 第1回御蔵学校<地域で学ぶ勉強会>開催(現在に至るまで、年2回開催)
2000年1月 共同再建住宅<みくら5>竣工式
2000年3月 地域住民と共に台湾被災地訪問(以後2回訪問)
2001年5月 震災勉強を希望する修学旅行生の受入開始
2001年9月 台湾被災地支援チャリティーコンサート「ひまわりコンサート」開催
2003年1月 写真展「震災から8年いま・むかし 〜まちの写真展〜」開催
第7回防災まちづくり大賞(総務省)総務大臣賞受賞
2003年8月 空き地活性化イベント、「みくらウィーク 空いてる地球展」開催
2003年9月 防災功労者内閣総理大臣表彰を受ける
2012年12月20日 特定非営利活動法人 まち・コミュニケーション 設立
2015年2月3日 認定特定非営利活動法人になる


事務所・出張所
○事務所
〒653-0014
兵庫県神戸市長田区御蔵通5-211-4-101(みくら5)
地図
TEL.078-578-1100
FAX.078-576-7961


理事・監事・支援委員・名誉運営委員

■理事
代表理事 宮定 章(和歌山大学災害科学・レジリエンス共創センター特任准教授)
副代表理事 野崎 隆一(株式会社遊空間工房代表取締役)
理事 井上 赫朗(株式会社まちつくり研究所代表取締役)
   浦野 正樹(早稲田大学文学学術院名誉教授)
   遠藤 勝裕(元日本銀行神戸支店長)
   大矢根 淳(専修大学人間科学部教授)
   田中 保三(阪神・淡路大震災の語り部)
   戸田 真由美

■監事
監事 津久井 進(弁護士)
   田中 貢(元近畿大学建築学部教授)
   

■支援委員
小島孜
武田則明(株式会社武田設計)
濱田甚三郎(首都圏総合計画研究所)
宮西悠司(神戸・地域問題研究所)
森反章夫(東京経済大学現代法学部)

■名誉運営委員
高森一徳(日本出版企画株式会社)

会員ご登録のおねがい
さらに活発な活動を行うため、会員を募集し、金銭面でのご支援をいただいています。

 ご寄付(当団体の場合は賛助会員費を含みます)をくださった方は、寄付金控除等税の優遇措置を受けることができます。

※認定NPO法人への寄付者に対する優遇措置です。
※当団体の正会員費と購読会員費は寄付金に含まれません。



■賛助会員
まち・コミュニケーションの事業を、会員として賛助してくださる方
総会議決権:なし
年会費:5,000円(学生は3,000円)

■正会員
まち・コミュニケーションの目的に賛同し、ご入会くださる方
総会議決権:あり
年会費:10,000円
※入会申込書のご記入をお願いしております。

■購読会員
まち・コミュニケーション発行の「季刊まち・コミ」の購読希望の方
総会議決権:なし
年会費:3,000円


■会費・寄付振込先

郵便振替
00950−3−42788
加入者:特定非営利活動法人まち・コミュニケーション
※会員種別をご明記ください。

三井住友銀行長田支店
普通 7669623
口座名義:特定非営利活動法人まち・コミュニケーション

特定商取引法に基づく表記
販売者 特定非営利活動法人まち・コミュニケーション
販売責任者 宮定 章
所在地 兵庫県神戸市長田区御蔵通5-211-4-101
連絡先 メール:m-comi@bj.wakwak.com
電話:078-578-1100
販売価格 各商品ページに表示
販売URL オンライン勉強会:https://m-comi.peatix.com/
動画配信:https://filmuy.com/machicomi/
https://filmuy.com/tsunagite/
注文の受付方法 「Peatix」(オンライン勉強会)または「filmuy」(動画配信)を利用したオンライン注文
支払い方法 各プラットフォーム(Peatix,filmuy)が指定する支払い方法に準ずる
商品の引渡時期 オンライン勉強会:決済完了後、メールで参加URLをお知らせします
オンライン動画:決済完了後すぐご覧いただけます
キャンセルについて 決済後のキャンセルは受け付けできませんのでご注意ください
定款
http://machi-comi.wjg.jp/m-comi/teikan.pdf
事業
2024年度予算

2023年度事業報告書
2023年度活動計算書(貸借対照表を含む)

2022年度事業報告書
2022年度活動計算書(貸借対照表を含む)

2021年度事業報告書
2021年度活動計算書(貸借対照表を含む)

2020年度事業報告書
2020年度活動計算書(貸借対照表を含む)

2019年度事業報告書
2019年度活動計算書(貸借対照表を含む)