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*デポジットのキャッチフレーズの一つは、「捨てられた缶も拾われる」です。私もいつか山道で、シールのある缶を拾いました。デポジットに関わっている者としては、思いがけない所で仲間に出会ったような気がして、「オー、こんなとこに居たのか」と声をかけたい気分になりました。そこで、山から大事に連れて帰りました。そして私は「仲間」から、十円カンパしてもらったのでした。ラッキー! 今度またどこかで出会ったら、きっと連れて帰ってやるぞー。
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*使い捨ての缶のゆくえは気になるものです。山道なら、やがて誰かに拾われるのでしょうが、たとえば、深い海の底に沈んだものは、決して返って来ません。海で仕事をする漁師さん、海釣りを楽しむ釣り人、船遊びする観光客、あるいはスキューバダイビングの若者、みなさん、たくさんのジュースやビールを用意して出掛けられることでしょう。さて、その空き缶は、どのくらい持ち帰られているでしょうか。海にポイ捨てされていたら、貴重な資源の無駄づかいになるし、散乱缶は、観光地として恥ずかしい。こんなことを考えていたら、なんと、「ラッキーデポジットが始まってから、いい話が出てきた」というのです。海に出るお父さんに、奥さんや子供さんが、「缶を捨てないで持って帰ってきてねッ」と頼むようになったのだそうです。‥‥お父さんも大変。でも、とても大切なことですから、どうぞよろしくお願いいたします。
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*今回、ラッキーデポジットという新しい試みに、島内外の事業者・個人の方々のご厚意で、予想を超えるたくさんの協賛品が集まりました。初めての抽選会で、会場のゲストのみなさんにくじ引きをしていただいて当選者を決めましたが、中には、島外の当選者もおられます。さっそく、メッセージを添えて賞品が送られました。島の思い出にもう一つ、心に触れる出来事が重なることでしょう。八丈島に旅してデポジットに参加するということは(しかも、楽しみながら)、この環境の時代、他では得難い先端的な貴重な体験ができるということでもありますね。
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*この頃、民宿のお客さんが引き揚げる際に、空き容器をまとめて返してラッキーデポジットしてくれる、と聞きました。これは、観光客のポイ捨て防止にもつながることですから、ぜひ広まっていってほしいと思います。空き容器を家に持ち帰る人も増えて来ているそうです。ポイ捨てが当たり前のようになって失われかけていたマナーが、これでよみがえったら本当に素晴らしい。牛乳びんのデポジットをしているお店でも、若い人たちが空きびんをきちんと返し始めた、と言っていました。ゴミだったものに資源としての価値を認め、大切にする習慣を根づかせたいものですね。
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*デポジットと言えば小売店は反対するもの、というパターンがあるようですが、八丈島では、むしろ逆に、ラッキーデポジットという事業を起こして推進を図っている一一これは、他では聞いたこともないすごい話です。誇りに思っていい、と思います。大事に盛り上げていきたいものだと思っています。
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*ところで、長年びんビールのファンだった知人が、缶ビールでラッキーデボジットしようかなーと言い出しました!? オットット。デポジットは、繰り返し何度でも使える「びん」をこそ目指しているのですゾ。なにとぞそのまま、びんビールをば! 子供が余計にジュースを飲むんじゃないか、と心配している人もいますね。う一む……ホント。でもどうぞ、そうならないよう気をつけてあげて下さい。売上を増やすことが目的ではないのですから。
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*ともあれ、ラッキーデポジットは始まりました。みんなで楽しみながら、八丈島に、いい話をたくさん増やしていきましょう。
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