ごみかんニュースNo.2
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駐車場に回収のための建物をつくるなど積極的にデポジットに参加している三根のS店では、全体的な売上げが伸びているという。この店は酒類をはじめ飲料の種類も販売量も島内で最も多い店の一つであり、元々量販店のためデポジットの10円を上乗せしても価格競争力があるようだ。また消費者の側も同店の環境に配慮した方針を評価し、遠方からもわざわざ買い物に訪れているようだ。 このように消費者が環境にいい商品を購入したり、ゴミ処理方法や簡易包装など総合的に環境にやさしい姿勢を見せている店を選んで買い物をするというのは「グリーン・コンシューマー(緑の消費者)」と呼ばれて全国に広まりつつある。八丈でも消費者が環境に配慮した店を選ぶという意識の高まりが現れてきたのは、時代の流れとはいえデポジットの効果が現れたものと評価していいだろう。 また、これまでもユニークな発想でゴミ問題に取り組んできていた大賀郷のJ店は、ちょうどオリジナルブランドのアシタバ茶缶飲料を企画していたので、最初からデポジットのシールを印刷したものを製造販売することになった。これはシールを貼る手間を省かれるため、小売店がデポジットに参加しやすくなるもので、今後は他のアシタバ茶などにも広がることを期待したい。なお、この缶飲料は島外でも販売されるそうだが、島外ではデポジットにならないとしても八丈デポジットのPRになることは間違いない。 一方、量販店ではない店の場合は価格競争力がないために10円上乗せに消極的になったり、また人手が足りなくて参加しきれないという声も聞く。しかし他方では、中之郷のS店のように小規模な店でも何の問題もなくうまくいっている例もある。これは、お店の人が確信をもってデポジットに取り組んでいるためで、デポジットの意義がどれくらい理解されているかが明暗を分ける形になっているようだ。 デポジットをやる意味についてはさらに理解されるよう努めなければならないが、同時に全店参加でない限りデポジットに参加することが難しい小規模店の事情もあるので、今後は全店参加をどう実現するかを早急に検討すべきだろう。 |
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